ふいに予定がぽっかり空いた日に思い立ち、ふらっと久しぶりの神社めぐりをば。
まずは晴明神社へ。ご存じ陰陽師で有名な安倍晴明が御霊神の神社です。
入口の一の鳥居の社号額には社紋の五芒星。
鳥居手前には陰陽を表す太陽と月
マンホール?には陰陽魚
その奥の二の鳥居の社号額は、土御門家陰陽道の事実上の最後の当主、土御門晴雄氏が奉納したものを忠実に再現したもの。ここで既に霊験あらたかな雰囲気が出てます。
そして鳥居をくぐって左手すぐに一条戻り橋。
本物は神社から100Mほど離れた場所にありますが、平成7年に架け直されたので、以前の実際の部材を使ったミニチュアが境内に置かれています。
安倍晴明はこの橋の下に式神を隠していたという言い伝えがあります。左の像は式神像。
ちなみに晴明神社の前には「一条戻橋・晴明神社前」という市バスのバス停があります。初めての場所行くとほぼ毎回迷子になる私も迷うことなくたどり着けました。
そして参道を進むと拝所&本殿があらわれます。
奥の本殿ではちょうど御祈祷が行われていました。
手を合わせてお参りを始めると風が吹いてきて、着ていたチュニックが風でふんわり膨れるほど。こういうタイミングに風を受けると、やはり目には見えなくてもどなたかが居てはるのかなと妄想したくなります。この日の京都はめっちゃ蒸し暑かったので風のおかげで一瞬だけ涼しくなりましたw
本殿手前両脇には安倍晴明像と厄除けの桃。桃に触ると軽く厄払いができます。
YouTuberのもっちいさん曰く、安倍晴明は本当は「あべのはれあかす」と読むそうな。。大阪の「あべのハルカス」の名前の由来はもしかしてそこから来てるとか..??
本殿右には三社合祀社。稲荷神として親しまれている宇迦之御魂神、菅原道真が祀られている天満社、地主社が祀られています。安倍晴明は稲荷神の生まれ変わりという言い伝えがあるからかと。
三社合祀社の前にある樹齢約300年の御神木の楠。
この御神木は触ってもいいと書かれてありました。スピ系の人が木から神気のエネルギーをもらおうと触りまくって木肌が傷んでお触り禁止になった御神木が目立つ昨今なのに寛容な。お言葉に甘えて触ってきましたが、特に何もわからなかったのは残当w
うっかりして晴明井はチェックし忘れました、、orz また今度お参りするときのお楽しみということでw
社紋の五芒星に似ていることから境内では桔梗が植えられていてちょうど今開花シーズン。桔梗の花が咲いている期間だけに授与されるお守りと魔除けの土鈴が人気です。無くなり次第終了なので気になる方はお早めに。
このタイプの桔梗を見たのは初めて。五芒星じゃなくて十芒星?やね
次に続きます。