有閑堂

オカルト好きのブログ

言霊

よせばいいのに 井沢元彦の逆説の日本史を手にとってしまい、パラパラと開いてみた。

歴史のことにトンと疎い私は、史実の細かい説明や井沢さんの見解は読んでみたものの

そもそも概要すらよく知らないし、読み慣れない難しい名前が沢山出てくるので

結局よくわからなかった・・学がないもので(泣)


そんな私が言霊について書かれてあった箇所は興味をそそられたので読んでみた。

ぞれも斜め読み(苦笑)

内容は確かこんな風だった。


日本人は言葉には霊魂が宿っているとされている言霊信仰がある。

大昔は本名を人に知られるということは、その人そのものが相手のものになると

いうくらい名前、本名を重要視していて、ごく親しい間柄の人以外に対しては

本名を明かさずに通名を使ったりする程だったらしい。


これって西洋でも本名を知られるとその知られた相手に従属しなくては

いけないという掟のようなものが精霊や魔術の世界にありませんでした?

・・あうん、全部うろおぼえ(困)


そして、日本人は契約事が極端に下手くそなのもそれ、つまり言霊信仰が原因だと

井沢さんは書いていました。

例として、結婚式を挙げ、式や披露宴では、切れるとか離れるいう言葉は一般的には

禁句になっていますが、それは「口に出すと本当に事が起こってしまう」という恐れが

日本人の心の根底に流れているから。らしいです。


冷静に考えたらこんな根拠のないこと

「んなわけないだろう」と思う人が殆どだと思いますが、でもやっぱり

スピーチではエチケットとしてNGワードは使わないように気を遣うもんねw


ビジネス上での契約でも、「もし~の場合は○○する」という万が一のトラブルに

対する対処法に触れる部分においても

欧米で交わされる分厚い契約書のように

いろんなトラブルを想定した詳しい内容にはならないのもそのせいで、

はっきり書いてしまうと「言霊が発現してそのトラブルが本当に起こってしまうから」、

もしくは

「そんなことを考え付くということは、トラブルが起こると

心の中でちらっとでも思っている=想念を送っているじゃないか」という

風になってしまい、縁起でもない!という思いが意識していなくても

日本人の心の根底に流れているからだと書いています。従ってブラックジョークもない。

ふむぅ。そう言われればそうかなぁ(←単純)w


そういえば、最近ひそかに流行っている新月に願い事を書くとかなうというおまじないや

アファメーションもその言霊の力を利用した願望実現法ともいえますかね。


アファメーションなんて知る以前から、後ろ向きな事口に出すと本当になりそうだから

なるたけ否定的な発言をしないようにしている私は

言霊信仰を知らず知らずにしていたザ・日本人、かなw

あうん、うまくまとまらなくてすみません(土下座)