大阪に出かけるとよく市立科学館のプラネタリウムに行く。
昔から科学館のプラネタリウムは好きだったけど、
最近の投影機は昔のと比べて性能がとてもよく、
恒星が瞬いて見えるし、銀河の中を高速で移動したり
土星の輪の中を突っ切って飛ぶ気分も味わえるから楽しい。
今期の投影のお題は「ブラックホール」で
ブラックホールに他の星々と一緒に吸い込まれていく気分を味わった。
ブラックホールの先は何があるんだろうか。
オカっぽくブラックホールのその先は、お母さんのお腹の中だった・・なんてw
プラネタリウムの後にやっていた
半円形のスクリーンを利用した全天周映像も続けて見てみた。
タイトルは「HAYABUSA-BACK TO THE EARTH-」。
はやぶさは日本製の工学実験探査機で、
地球まで持ち帰るというのが使命。
惑星探査衛星は普通は調査が終わったらそのまま宇宙に放置するらしいけど、
はやぶさのような途中で軌道修正して
再び地球に帰ってくるというのはレアな計画なのだそう。
そして「イトカワ」は
日本のロケット工学、宇宙工学の父と言われている
糸川英夫といえば、
私は彼の書いた西洋占星術の本を読んだのがきっかけで占いにハマったんだった。
プラシーダスハウスの計算の仕方から解りやすく紹介されていて、それまで
12星座の単純な星座占いしか知らなかった私にとって
あの本はかなり画期的な本でした。ボロボロになってしまったけど今でも持っています
四苦八苦しながら手計算したっけなぁ。
・・もう手計算できる自信ないわw
アラフォー世代の星占い好きの人であの本を読んだことのある人って結構いるのかも。
あ 脱線w
46憶年前の地球の状態を調べようというのが探査の目的だ。
さぁ46億年前の想い出話を聞きに行こう・・
この映画のナレーションは言葉の選び方が洒落てていいな。
はやぶさの打ち上げから今までの道のりには
色んなトラブルが待ち構えていて、
人の載っていないアポロ13のようでハラハラドキドキものだw
7年もの歳月をかけて満身創痍になりながらも
黙々と困難を乗り越えて何とかして地球にイトカワの欠片を持ち帰ろうとする
健気な姿を見ていると、
いつの間にか はやぶさを擬人化してしまっていて思わず目頭が熱くなったわw
程よい温度のナレーションの声が優しくてぴったりだった。
はやぶさの事は殆ど知らなかった私のような者でも
この映画で大分わかったような気にさせてくれます。
地球に帰還するのって明日なのね。。
帰還するっていってもイトカワの欠片が入ったカプセルを地上に落とした後、
当のはやぶさは大気の摩擦で燃え尽きてオーストラリア上空あたりで爆散・・
最後まで究極のドMな仕えっぷりで。。orz
現在最後の軌道修正も完了して帰還準備が着々と進んでいるところ
無事戻ってこれるといいな。
はやぶさの映画HAYABUSA -BACK TO THE EARTHは
大阪市立科学館で11月末まで、その他全国の科学館等で上映されています。
予告編
上映スケジュール