催眠透視能力を持つと言われていた超能力者エドガー・ケイシー。
催眠状態に入ることによってアカシックレコードにアクセスすることができ、そこから
クライアントに関する健康法、治療法から宗教・地球の歴史や未来、魂の命題に至るまでの答えを引き出す
ことができたと言われています。
当然未来予測については現在までの未来の記述はある程度の答え合わせはできていて、
うろ覚えですが(おひおひ)世界のかなりの部分は水没するという予言もハズレでおかげさまで
世界地図に大きな変更はございませんでした。よかったよかった。
未来は一つだけではないかもしれないということは、先日TVでやっていたディスカバリーチャンネルでも
パラレルワールドの存在を科学的に証明しようとする試みについて特集していたし、
ケイシーの未来予測も幾とおりもある未来のうちの一つを示しただけなのかもしれませんね。わからんけどw
科学的な分野は置いといて、このブログらしいネタでw
1945年に亡くなるまでの約20年間、ケイシーは特定の人の前世や今生についての約12400件もの個
人的なライフ・リーディングを行ったとされています。
ケイシーのリーディングの中でも占星術に関する記述ばかり
術」という本で、著者はマーガレット・ガモンで監修・翻訳は林陽、岡本翔子氏で1993年に出版されていま
西洋占星術の指南本とは全く違うものなので、やっぱりケイシーのリーディング本といっ
たほうがいいような気がしますw
この中でケイシーは、太陽系の天体で人間の運命に最も強い力を及ぼすのは第一に太陽、次に地球に近
い惑星、または出生時に上昇しつつある惑星であると言っていて、そこは西洋占星術と同じですが、10天
体についての見解は若干違っていたりします。
前世から引き継いだ経験、性質が大きく関係するために惑星からの影響を受ける程度もかなり個人差があ
るとされていますし、出生図上の惑星間のアスペクトは殆ど重視されておらず、あくまでも
今生の自身の意思決定ありきでその「衝動」としてその時の通過する惑星からの影響はあるようなことは書
かれてありましたがそれも言及されているのは数例だけのようです。
そのあたり具体的な解釈の仕方はちょっとわかりませんw
ケイシーにとっては ライフリーディング>ホロスコープリーディングといった感じで、
ホロスコープを読むということは、今生の人間の意思決定を度外視して人間の行為を支配する惑星との相
対的な力を読み取るだけだと述べています。
なので、
「いかなる惑星の作用も、太陽、月の位性、あるいは天体のいかなるものも、人間の意志力の支配
を凌ぐことはない、心が常に選択し人格を作り上げていくものだ」と言い、星に使われるのではなく、
自由意志の踏み台として惑星からの影響を建設的に利用するべきだという言葉が繰り返し出てきます。
またライフリーディングによると、次元は八次元まで存在するそうで、地球は魂の練習場である三次元の惑
星であり、ある夢の状態では魂は四次元の状態にいることもあると言っています。
一般的に三次元とは「長さ・幅・厚さ」のことだと定義されていますが、ケイシーは三次元を
「時間・空間・忍耐」だと定義しています。聞いたことないけどなんとなくわかる気もしないでもないw現代の
科学では忍耐は可視化・数値化でけへんから不採用やねw
近頃たまに出てくる太陽黒点の影響についてにケイシーは、人間の混乱を太陽に反映させ現れ
た自然現象で、それによって地上の人間同士で起こるあらゆる種類のコミュニケーションの断絶を起こすも
のだと気付けよとここは怒り気味w
実は人間の心の持ちようが原因だったとは・・違うわと言い切れないところがorz
・・と終始こんな感じで
占星術のリーディングテクニック的なことは殆ど書かれていないのでオカルト系の本だと思って読むとかなり
面白かったです。
しかし、なんで今更ケイシー本を読もうと思ったんかなw