一人で地下街をうろうろしていたときのこと。
丁度夕食時も少し過ぎていた。いい加減お腹も空いてきたので、ぱっと目に入った
お蕎麦屋さんに入った。
あてくし映画館や喫茶店、カラオケ屋までも一人でどこでも入っていける「お一人様」でも
まったく平気なタイプなのです。
その時店内にはお客はまばら。
で、アルバイトらしき若い女のウェイトレス、お蕎麦屋さんでウェイトレスって言わないかｗ
が店に入って来た私に
「３名様ですか？」
と聞いてきた。
さんめいさま？ どこをどう見たら三名なんだ？
もしかして私がイチをサンと聞き間違えたのか？
いや、イチをサンになんてフツー聞き間違えへんやろ・・と一瞬で脳内でクルクル思ったけど
ここは返事をしなければと言い間違いも聞き間違いも避けるために
人差し指だけ立てながら「一人です」と答えた。
とりあえず二人座れるくらいの小さいテーブルに案内され、そのすぐ後に水を一つ持ってきてくれた。
そのウェイトレスはその直後、小さなカバンを持って休憩に出たのかもうバイトが終わりなのか
わからないけれど、店の外に出て行った。
私はさっきの不思議なやり取りを思い出し、
なんであのウェイトレスは私を見て三人なんて言ったんだろうか・・
あ、、もしかして、あの人は実は「視える」人で、私の他に２人いるのが視えたんじゃないか
で、その後すぐに店を出て行ったのは視えたものが キモイとかコワイもので気味が悪かったから
とか・・ひぇええ
などと、お蕎麦をすすりながら脳内ではオカな妄想が炸裂していた、もうビョーキだなｗ
もしそうだったら何が視えていたのか聞いてみればよかったなぁ。
でも、ホントにただの言い間違いだったら思いっきり頓珍漢な質問やん・・それこそ
気味悪がられるわｗ
と脳内でブツブツ独り言ってるうちに食事が終わり
結局何も聞けずじまいで店を後にした。
また機会があったらもう一度あのお蕎麦屋さんに入ってみようと思う。
今度は何人と言い間違いされるだろうか。
でも、その頃にはあのウェイトレスもうそこで働いてないかもな・・orz
