有閑堂

オカルト好きのブログ

オーラの泉 宮藤官九郎の回 その1

今回のゲストは演出家、俳優の宮藤官九郎



美輪は宮藤の書く脚本は、計算と勘がうまく交じり合っているように感じると指摘すると

宮藤はアイデアをゼロから練り上げる最初は勘から始まっているんだと答えていた。

芸術は全てインスピレーションが源なのね。


実家は文具屋で父親は教師だったという真面目な一家で

父親は宮藤曰く厳しい父親だったという。

家で友達とマージャンをしている宮藤の部屋から

廊下から節分の豆をバラバラしながら父親が近づいてくる音が聞こえてきたと思ったら

宮藤の部屋に入ってきて、マージャンを広げている机の上にバラバラとマメを投げつけて

「何故節分に豆まきをしないんだ!」と父親に叱られながら

豆まきしないだけで何故そこまで怒られるんだろうかと思ったり、

晦日に我が家の10大ニュースを家族で発表しあうという恒例行事に参加しないと

叱られたというエピソードを披露していた。


宮藤の人生の転機は大学を中退した時とスピリチュアルチェックの時言ったのは、

子供の頃から父親に植え付けられてきた「~するべき」という「型」を打ち破ったからだと

江原は言い、大学で脚本を専攻したこともその型からの脱却の第一歩で、次が大学を中退し・・

段々型を脱ぎ捨てて行き、今の作風もその型を打ち破る闘いを続けてきたからこそ産まれたものだと

説明していた。振付師の妻と結婚したのも妻が型にはまっていない女性だったからだという。

妻が大学を辞める時背中を押してくれた人だった。


宮藤の魂のテーマは前世からずっと一貫して「型」なんだとか。

型破りのストーリーを生み出してきている宮藤のオーラはブルーで常に自分を客観的に見ている。

性格は型破りな一方、冷静に計算ができてとても鋭敏な神経の持ち主で

江原には用を足すわけでもないのに、トイレに入っていく宮藤の姿が視えていて、

トイレの個室に篭ってあーと声を出したり、ため息をついたり独り捨て台詞を履いたりして

気が済んだら個室を出て行くという姿が視える。

人の中にいるのが好きな一方でその人の中で神経が消耗してしまう。

トイレの個室で一人になってたまってきた気づかれを吐き出してまた何食わぬ顔で

人の中に戻っていくようだと江原が言うと、宮藤はおっっとちょっと驚いた顔をしていた

どうやらそうらしいw そのトイレに行く目的はってわかるわw



宮藤の前世はフランスあたりのヨーロッパの名士の家系を継ぐ長男。

貴族のたしなみの乗馬や剣術など、貴族としての型にはまることを嫌い、

後を継ぐことを嫌がっていた男性。

今生も型を打ち破ることがテーマになっているが、

型どおりでないことにこだわることもまた違う型にはまってしまっているんだ

と美輪は言っていた。

それ、私も思ったw


宮藤は空腹が満たされると生徒の未来が見える先生という設定のドラマの脚本を書いていて、

それは自分の未来が気になるからそういうアイデアが浮かぶのかもと言うと、

自分の未来というのではなく、人の未来は決まっているのかどうかが気になるのではと江原。

人の未来は決まっていない。決まっているのは材料だけ。

それをどう料理するのかというのは決まっていない。全てが決まっていたら

生まれてきて努力する意味がないでしょうと美輪が言うと、

宮藤は閃いたようで是非ドラマにその言葉を遣いたいと目が生き生きしていた。

心の中できっちりメモったに違いないw


子供が生まれたことで足元ばかり見て道を歩いていた今までの自分とは違った

新しい発見が日々あるので

家に帰るのが楽しいと父親の顔を覗かせながら話していた宮藤官九郎だった。


今回も番宣だったかw