有閑堂

オカルト好きのブログ

オーラの泉 2時間スペシャル その3

2時間スペシャルの最後のコーナーは「オーラな出来事」のコーナー。

今回は韓国でのエピソードで


韓国の人間国宝に認定されるほどの芸術家、イ・インホは1993年2月のある日、

突然心臓発作に襲われ、病院に搬送中に心臓停止に陥ってしまう。

心臓停止から約10分以上経つと例え蘇生しても脳や身体の機能になんらかの障害が出ると

一般的に言われているため、もはやその覚悟が必要かと思われていたが、

12時間後に蘇生し、脳や身体の機能は全く損なわれていなかったという。


心停止状態の12時間の間、イはとても不思議な夢を見ていた。

何も見えないくらいの真っ黒な闇の中を前に歩いていくと、そのうち光が見えてきて、

光を抜けると両側に沢山の花が咲いていてさらに進むと川に出た。

川の向こう岸には多くの人がいて、記念写真を撮っていたのが見える。

人々はこちらに向かって早く渡って来いと手招きをするのだが、イ・インホは

まだ家族が来てないからそちらへは行けない、もう少し待ってくれと拒否すると、

その中の一人がテコンドーのような格好で近づいてきて

イはその人に胸を蹴られて倒れてしまう。

そして知らない子どもがいきなり現れてイのことを起こそうとし、「死神はもういないから

安心していいよ」と囁いたという。イが目を開けると人々は誰もいなくなっていた・・

という夢を見ていた。


その時、現実の世界では病院にイの妻が到着して、妻の頼みで

電気ショックを最後にもう一度与える処置を

していたところで、その最後の電気ショック治療で心臓が動き出したという。


イが夢から目覚めると、病院のベッドでイは医師に頬を叩かれていたところだった。

夢を見ている間、12時間が経過していたことを知り、イは驚くばかり。

医師は12時間後の蘇生でどこにも障害がなかったのは奇跡としかいいようがないとコメントしていた。



世の東西問わず、臨死体験談には「暗闇、光、花、川」は不思議とワンセットになっている。

ゲストにいたYOUが「ぶっちゃけ こうなってるんですか」と質問すると江原はうなづいていた。

日本以外の国の人の臨死体験でもワンセットがよく出てくるっていうのはやっぱり

そうなんかなぁと思うわ。


医学的には脳が瀕死の状態の時に見せる幻覚?ということになってるみたいだけど、

これも脳が幻覚が見てるかどうかは検査上で何らかの数値は出ていたとしても、

数字から導き出した推測にしかすぎないし、どっちがどうとはいえないかもね。


江原は、人間国宝と言われるくらい有名な人が臨死体験をして、その経験を通して

「人間の生死は統計だけでははかり知れない」ということを

世に伝えるための役目を担っているのではないか。

あと、テコンドーの人に胸を蹴られたというのは、医師に電気ショックを与えられている時に

身体が感じた衝撃が夢の中でテコンドーの人に蹴られたイメージとして、

子どもが大丈夫だと囁くのは医師がイを呼んでいたのを夢の中では子どものイメージで

見たのではないかと説明していた。


そして、今回はその暗闇からはじまった臨死体験を見事な墨絵で描いてくれていたので

再現映像並み?にそのプロセスがとてもわかりやすかった。