有閑堂

オカルト好きのブログ

オーラの泉 西川きよしの回 その1

前回の2時間スペシャルの杉本彩の映画撮影中での霊体験談の部分は

実はあんなにあっさり終わっていなかった。


私には自然な感じで進んでいったように見えたんだけど結構長かったのね。

TV番組の編集の技術ってこわいわー。


前回杉本は慰霊堂にお参りしたら色んな哀しい思いが湧いてきたと話していただけだったけど、

震災で命を落とした人達の今際の時の苦しみも順番に追体験してたらしい。

霊能者に浄霊してもらうと一人ずつ杉本の身体から出ていき最後に芯となっていたのが

映画で演じた阿部定で、杉本の身体というか口を介して自分の愛についての想いを語り出した。

その時に阿部定の人格を体感したため、それまで役作りでの杉本の解釈していたものとは違う

阿部定のリアルな人格を演じることができたという。


そんな杉本は一年前あたりから霊能力が開花し始めているのに気づいていたらしい。

江原は阿部定は今も杉本彩に憑依していると指摘したところ、杉本もそう感じると答えていた。

ここまでで杉本が阿部定の話をしている時、声が微妙に震えているのが気になったけど、

関係ないかな。


杉本は

映画が公開され、阿部の謂わんとしていることが伝えることができるまではどんな浄霊の類を行っても

自分の中から出て行ってはくれないのではないかと杉本なりの解釈をしていた。

江原には杉本に憑いている人物はどちらかというと、杉本の隣に座っていた

ほしのあきが年を重ねたような華奢な印象の人が視えていた。

ただ、あまり同調しすぎてはいけないと江原はアドバイスしていた。

同調しすぎると霊能力が完全に開花してしまい、

女優の仕事よりも霊能の世界で生きていかねばならなくなると忠告していた。


杉本は20代の頃から阿部定のことにとても関心を持ち、阿部定をモチーフに

歌詞を書いたり、小説にも阿部の名前を出したりしたこともあったくらい

阿部の情念に興味、共感する部分があると言っていたし、同調しやすかったのかも。


美輪は

生きている人を利用して自分を救おうとしているのは甘えだ。

その結果、自分のエゴのために生きている人に迷惑かけることになっている、

だから死してなお苦しむことになるんだと憑いている阿部定に対して厳しく叱らなくてはいけない。

人間として生まれたのに、謙虚さを失い、自分の煩悩、色欲に溺れてばかりで

徳を積むことも感謝したりすることをしなかったことを反省するべきだと

憑依している者に言って聞かせなければいけないと

杉本に憑いている阿部定にも言い聞かせるような口調で説明していた。


と、それまでも表情が曇っていた上原が、急に立ち上がって

カメラのフレームの外に出て行ってしまった。

・・前回だいぶ端折ってあったんだね。


美輪と江原が受けやすい方だからね・・と上原のことを心配しつつ話していた時、

高島兄は杉本の話を聞いている間、杉本がいる側から上原のいる反対側に肩の重さが

抜けていったと話していた。


江原の杉本への霊視は続き、結論は女優を続けるためには

どこかの時点で霊能力を封印してしまうほうがいいと言った。

封印するには自分で常に扉を閉じることを意識しなければいけない。


などと言っているうちに上原が戻ってきて、

急に気分が悪くなり、動悸も激しくなったとつらそうな表情で話していた。


美輪が上原に、

霊的なものをむやみに怖がらなくていいと言い、

真言のようなものを唱えてエイッと気合を入れ、これをすると大丈夫。

霊に舐められてはいけない、生きている人に対するのと同じで毅然した態度でいるべきだと教えていた。

上原さくらはかなり影響を受けやすい人のようだ。

こっくりさんなんて一番やってはいけないタイプの人なんだろう。

過敏になりすぎると余計に影響を受けやすくなるからと江原もアドバイスした。


ここで、

「ちなみに精神医学では 憑依は自己暗示で興奮や錯乱、幻覚などが起きる状態をいう」

「何かがとり憑いたと信じ込む前に医師の診断を受ける必要がある場合もある」

とテロップ?が出てきた。


オカルト好きだったらこういうのよく聞くしわかるんですが、なんかねぇ

んー何もそんなに気を遣わなくても・・深夜枠だったらこの注意書き出してたかなぁ

やっぱり番組についていろいろ言われたりしてるからかしらん。


それだけ気をつかわなければいけないくらい

今回のオーラは最近では珍しく思い切ってオカルティックな要素の強いオーラにしたということで。

「コーナー」って言ってたからこれからもあるみたいで

オカミーハーにとっては楽しみなコーナーかも。


その2に続きます。