職場のAさんのお父さんの容態が思わしくないと連絡を受け
Aさんは急遽職場を早退して遠方にある入院先の病院へ向かわれた。
少し前からお父さんの調子は良くなかったようで
今度何かあったら覚悟はしているとAさんは日ごろから言っていたし、
連絡を受けた時はさぞかし心配だっただろう。
そして次の週、彼女は普段どおり出勤していた。
一時は危ない状況だったけれど、何とか峠は越えたということで
仕事も何日も休んでいられないからとこちらに戻ってきたとのことだった。
そして更にそれから数週間経ったある日、彼女と二人きりの時があり、
その後お父さんの調子はどうですか?と尋ねると
今は落ち着いていて、様子次第ではリハビリしてもいいところまで回復してきているけれど、
連絡が来た時、本当に危ない状態だったのに主治医も不思議がるくらいの
生命力で持ち直したことを話してくれた。よかった。
お父さんの生命力ともしかして神様か仏様かの力添えもあったのかもしれないねぇ。
さらにAさんは話してくれた。
Aさんの娘さんは、どうやら霊的な感受性の強い人らしい。
Aさんのお父さんの容態が急変した時に
娘さんの夢の中にAさんのお祖母さんが夢に出てきて「大丈夫」と言ったらしい。
さらに、集中治療室で意識が混濁しているAさんのお父さんも自身の母=お祖母さんが
夢に出てきて「お前がこっちに来るのはまだ早いから戻りなさい」と言われたそうだ。
でもただの夢だし・・とAさんは言ってたけど、お祖母さんの夢なんてお父さんと娘の二人が
同じ時期に見ることってあるんだろうか。娘さんにとっては曾祖母さんだし。
ただの夢じゃないかも
お祖母さんがAさんの家族みんなのことを見守ってくれているんだね、きっと。