続きです。
前回は呪いというちょっと恐ろしげな言葉がタイトルに付いていましたが
今回は「祈りの研究」というタイトルの本です。
タイトルからして怖くなさそうなのでなんとなくほっとするわw
著者は同じく中村雅彦氏で、奥付を見ると2008年に出版されています。まだ最近やね。
「呪いの研究」では一般の日常生活からかけ離れた限られた祈祷師の世界の話や
変性意識の話がメインでしたが、
「祈りの研究」は祈祷師の話の他、
もっと一般の人でも応用できそうな 正しい神仏への祈りと先祖供養、パワースポット、願掛けで
願望実現に近づけていく具体的な?方法と心構え、宗教との付き合い方、そして
心の持つ力について等々がインタビュー形式で書かれています。
心の力では特に生霊について特徴的なことが具体的に書いてあって生々しいわ、、
やはり生きてる人間の方が心も生きているだけに怖いようで、、できることなら参考にする機会なんて
来て欲しくないもんです。あ、死霊編もあります(苦笑)
興味深かったのは、よく美輪明宏氏が言っているいわゆる
正負の法則についての著者の解釈が微妙に違うところでしょうか。
スパンが今生のみか、来世、子孫末裔まで及ぶかの違いだけなんですがw
因果応報はどこかに必ず来るという意見は同じです。
文中や巻末に神拝の手順から願望実現、自己浄化に有効な祝詞、お経、真言が書かれてあって、
読者参加型の本となっていますので、興味のある方はもしかして面白いことが起こるかもしれませんね。
なんて言いながら、
せっかく親切に色々書いてくれてあるのに
あまりの祝詞や真言のバリエーションの多さに腰が引け、今のところ別に大した願望もないしなぁと
めんどうくささの方が先に立ってしまい、実践しようかというところまで
たどり着けず、、意味ないやん。