有閑堂

オカルト好きのブログ

はじめてのおつかいのあと

大阪のデパートで
 
小惑星探査機「はやぶさ」が残した帰還カプセルが特別公開されていました。
 
宇宙から還ってきたと思ったら、今度は日本国内をロード中w
 
最初に整理券をもらい展示場に入場できるのは約2時間後。。
 
時間どおりに展示場に入ってすぐのTVモニターに
 
大阪市立科学館で見たはやぶさの映画とオーストラリアの砂漠で撮影された
 
はやぶさとカプセルが燃え尽きて落下していく映像とカプセルが砂漠に消えたあとに
 
遠雷のようなドーンという落下音を聞いて6月13日のことを思い出して
 
カプセルを見る前からぐっときてしまいましたw
 
 
今回は、イトカワのサンプルを収納していたコンテナの部分「インスツルメントモジュール」という部分と
 
パラシュートを開く火薬の爆破とカプセル発見のための電波の発信を行ったカプセルの「頭脳」に
 
あたる搭載電子機器の部分、そして地上に降りるときに開いたパラシュートが実物展示されていました。
 
ガラスケースの中に入っていて、少し離れたところから歩きながらの見学だったので、じっくりとは
 
見られなかったけど、どれもそんなに損傷や汚れも見えず案外綺麗。
 
外側のシールド等がいかに高温の摩擦熱からしっかり防護していたのかがよくわかります。
 
これが7年あまり宇宙にいたのかと思うとなんだか不思議な感じがします。
 
電子機器部分を見ると、基板の色がゲーム機の内部やパソコンの部品なんかで
 
よく見かける緑色だったのがフツーっぽくてこんなところで親近感がw
 
基板の色はいつも何故緑色なんですかね・・他の色って見たことないんですけど。
 
一番外側にあった、カプセルを大気の摩擦熱から守るヒートシールドはパネルのみの展示でしたが、
パネルの写真でみたシールドは外側に張られていた金色のシートがかなりの部分焼け焦げてしまい
 
ビリビリに剥がれていてトラ柄状態なのが痛々しい。
 
でもそこが大気圏突入したのねーと一番感じられそうな部品だったので、リアルでみたかったわw
 
 
機密保持のために写真撮影禁止だったので部品の画像は載せられませんが、
 
オーストラリアの砂漠に燃え尽きて落下していくはやぶさとカプセルの姿が
 
いろんな場所からいろんな人に撮影された写真が出口に展示されていたので
 
そのうちの一枚を。。
 
どれも儚くて綺麗な写真でした。
 
 
カプセルの中には何が入っていたのか楽しみ^^
 
 
はやぶさの帰還カプセルは
  
大阪阿倍野近鉄百貨店で今月21日まで特別公開されています。
 
 
 
はやぶさが大気圏突入直前 最後に撮った地球の姿
イメージ 2
 
 
南半球の満天の星空の中、光りながら落下していくはやぶさとカプセル。
青い光がカプセルで、そのすぐ後ろで はやぶさが赤く燃え尽きています
イメージ 1