掛け軸にまつわる話。
オカルトな話ではないけれど、掛け軸といえば、
母方の郷里の家の座敷の床の間にかかっていた掛け軸を思い出す。
曽祖父が素人道楽で描いたらしい掛け軸だったのだけど、首から上だけのデカい鬼が、
ものすごい形相で宙を飛び
大きく裂けた口からグワーと火を吐いていて、吐く火の先には
岩の上に立った兜を被った武士が刀を構えて応戦しようとしている
絵柄だった・・なんかの話の一場面を描いたものだったのかもしれないけどド忘れ。
なんでまたこんな怖い絵をわざわざ描くんや、、しかもこれ飾るここの人のセンスどうよ、、と
子供心に思っていた。
座敷の横の廊下を通過しないとトイレに行けなかったので、
トイレに行きたいのをギリギリ限界まで粘りwかなり勇気を振り絞り、極力床の間を見ないようにして
さささーっとそこの前だけ小走りでトイレに毎回行っていたのが今となっては懐かしいw