有閑堂

オカルト好きのブログ

インセプション

2010年の作品です。

以前にもここで勧められていた映画で観よう観ようと思っていたのですが、なかなか観る機会もなくw

しかしその後も、ポツンポツンとコンスタントにこの映画のタイトルを見聞きする機会(しかもオカルト関係で)は

なくなることはなく、その度に思い出すもんだから、観ろってことなのかと決心して

DVD買いました(レンタルでいいやん)。


観てみたら、いやー 私には複雑すぎる。 観ろってことなのかと思ったのは気のせいだw


明晰夢をモチーフに、マトリックスアバターの要素が混ざったような印象ですね。。
ストーリーは、ライバル会社をその御曹司の夢の中(潜在意識)を利用して

会社を自滅に追いやってやろうと企てる渡辺謙扮するある会社社長が、複数の人間が同時に一人の夢の中に

入り込んで夢の中の世界を自由に動きまわることができる技術を持つディカプリオ扮する主人公に仕事を依頼

することから始まります。

が、これ以上私の頭と文章ではまったく説明できないのが情けないわ。ほんとややこしくて orz

夢の中でまた装置を使って夢を見て・・というマトリョーシカのような潜在意識の階層を人工的に作り出し、その

間を行ったり来たりする話。余計わからんわ

もしかして、この現実世界すらマトリョーシカの中の一つなんじゃないかと うっかり思わせてくれます。

題材がやはり最近魚座に戻ってきた海王星らしいといいましょうか。

(この映画が公開されたときは海王星はまだ水瓶座にいたんですけど)


ディカプリオの計画は、多少のアクシデントがありながらも着々と進めていっていた割に

よくよく見たら全然インセプションできてなかったと思うんですけど・・してました?

最初から最後まで巻き込まれていることすら気付いていない?ライバル会社社長の御曹司だけが

心理的に抱えていた問題が解消されて彼個人的にはハッピーエンドだったような気がしますが、それ以外であ

の計画実行していいことあったんだろうか・・依頼した渡辺謙すらぼやけてましたし


ディカプリオの奥さんどころか、ディカプリオ本人から全てが教授が実験で自らインセプションしたキャラクター

だったんじゃないかとまで思ったけど、いきすぎですかw

それともただのディカプリオの夢オチだったらヒドイ orz


ラストシーンの

現実世界に戻れたかどうかを示す駒の回転は、最後は止まったのか止まらなかったのかどっちなんでしょか?

自分の意思でもって戻らなかったらアバターになるな。。

オチは観る人各人にお任せっていう観客に丸投げがセンスありげでええやろ?的な映画が増えてくると、

逆にそれがだんだん鼻についてきて、

オチをつける決断のできない監督はただの怠慢だと思うようになってきた今日この頃w


研究サイトもあるようですし、「マトリックス」みたいに映画の中に散りばめられた意味を見つけ出して

ああだこうだ語るのが好きな人向けの、観た後味を長く味わえて楽しめそうな映画でございました。

2回目観たらもうちょっとわかるかなー もうちょっと脳みその皺とスタミナが欲しい。。