その時に彼が体験した臨死体験談を紹介していた。
お医者さんは日頃から職場でも患者の臨死体験めいた話や病院内で起こる霊現象的な話は
いろいろ知っているけど立場上、辻褄が合わないということであまりオープンにしたがらないとは
よく聞きますが、番組で紹介されていたエバン・アレグザンダー医師は自分で実際に体験しているのが
リアリティーがあって一味違いますね。
ここでも紹介したことがありましたっけか。
今回のドクターは、死後の世界を見たというだけではなくて、脳神経外科医という職業柄
当時の自分の脳のCT画像やデータを今まで培ってきた医学的知識で分析していて、その結果、
大脳どころか脳全体が腫れてダメージを受けて機能停止しているということは
幻覚すら見ることは不可能 とか
大脳だけでなく脳幹だけでも幻覚は見れるが、脳幹では鮮明な映像として見ることは不可能 とか
そもそも脳全体がダメージ受けているので見たものを鮮明に記憶保持すること自体が不可能、
それじゃあどこで記憶したのかはいまだ謎・・だそうです。
体中の細胞一個一個が記憶装置というのを聞いたことがあるのを思い出したけど、
いやーオカルトすぎやな・・ないわ~とすかさずひとり突っ込む orz
昏睡状態で視覚聴覚が機能していないと医師によって確認されている状況で
数日にわたっての面会者全員の把握は不可能・・etc
臨死体験についてそれまで医科学者達が立てていた
仮説あれこれを科学的理論・見解で否定していくところが他の臨死体験談とは違った
説得力があって面白かったです。
臨死体験の中で出会った見知らぬ女性の正体は、一度も会ったとがない
それも10年前に亡くなっていた生き別れの(いや死別か・・)妹だったことが
(会ったこともない人を脳に格納されている記憶から取り出して
夢を見ている時のような記憶の断片の再構成をすることはできないことから
脳の再起動説も否定していました)
あの臨死体験がなければ実の両親・妹弟の人生と一度も交差することもなく人生終わっていた
だろうし・・
んー見えない力が ちゃんと答え合わせまで用意してくれてて
生い立ちから突然の病も含めて全部彼の人生に綺麗に織り込まれたことなのかもしれない
という気がして最後まで興味深く見させてもらいました。
今の科学では証明できない現象を実体験したことを公に発表する科学者がちらほら出てきているので
今後、科学の(今のところ)非科学的現象との距離の取り方がどんな風に変化していくのか
面白そうだなと こっち側からの期待を込めてw
スポンサーの社長さんがオカルト嫌いだからとか、前にオカルトネタやったときに
何らかのトラブルがあったからなど
いくつか噂は耳にしたことはありますが、そのうちのどれかの理由で(?)
一時期ほどはオカルトネタはやらなくなりましたが
今回はよかったよーアンビリw