ふらっと比叡山まで紅葉を見に行ってきました。
この時期の比叡山の紅葉は丁度いい感じに色づいて見頃で、
根本中堂への下り坂
今から丁度二年程前のこの頃でしたっけ、比叡山四大魔所巡りをしたのですが、
一箇所だけ行けなかった場所がありました。やっぱり一箇所だけ残したまんまだとすっきりしないわ。。
ということで、リベンジよろしく今回その四大魔所の残り一箇所にもついでに行ってみようかと。
以前書いた魔所の記事はここのあたり
根本中堂の傍に本坂という下り坂がありまして、そこを下りきった先は坂本に出ます。
この本坂、途中とても急な坂道で下りでも うっかり転んでしまいそうでちょっとこわいです。
いつものごとく観光ルートから外れているので観光客は誰ひとりいなくて、坂本方面から上がってくる
トレッキングの人をたまに見かけるぐらいです。ここですれ違う人は必ず「こんにちは」と挨拶されます。
さすがワンゲル系の人たち?だ。
その本坂の途中に四大魔所のひとつ「天梯権現祠(てんだいごんげんほこら)」があります。
ネットで調べても正確な場所が出ていないのでほんとわかりづらくて。
実は以前にも近くまで行ってみたことがありましたが、
祠をみつけることができなかったのでした;^^
東塔のお坊さんでもその祠の存在を知らないもしくは
知っているけれど実際には行ったことがないという人がほとんどです。
で、 今回やっと見つけることができた・・かも? ここです↓
天梯権現祠 カメラが斜め気味ですみません
本坂の途中に亀堂と呼ばれている小さな寂れたようなお堂があります。
そのお堂の裏手に小高い丘?小山?があり、その小山の道なき道を
ガシガシ無理やり登りきったてっぺんの何もない所にこの祠がぽつねんとあるだけで
それとわかる表示は何もありません。でも多分ここのことだとおもうw
以後この祠のみが残されそのままになっているそうです。
この祠には天狗が祀られていると言われていて、鬼門ルート上にある本坂からの魔の侵入を
封じるべく天狗をこの地に配置するために小さな祠だけになっても残されているとか。
そういえば雰囲気が何となく鞍馬と貴船の間にある僧正が谷に似ている気がしましたしね。。
狩篭の丘といい、魔を魔で封じるという方法が比叡山ではよく使われていたのかもしれません。
・・おっかないけど。
2年がかりになってしまいましたが