有閑堂

オカルト好きのブログ

比叡山 その2

四大魔所は比叡山の3つのエリアに点在していて、おまけに前回書いた元三大師廟以外は
 
比叡山の観光ルートには載っていません。
 
ネットで下調べをしても正確な場所がよくわからないまま入山して
 
おまけに重症の方向音痴なもので、自分でも1日で全部周るてホンマに大丈夫なのかと・・Orz
 
などと、悩みながらも何とか辿りつけました
 
魔所2ヶ所目「魑魅魍魎 狩籠(かりごめ)の丘」です。いかつい名称だ;^^
 
奥比叡ドライブウェイの西塔の駐車場近くの道路沿いにそれだけぽつんとありました。
 
観光ルートから完全に外れています。こういう物好きでない限りこんなとこ絶対けーへんわw
 
 
ここは、都の裏鬼門(南西ですね)で暴れていた魔物を最澄が封じ込めたといわれている場所です。
 
そしてその封じ込めた魔物を使って比叡山の魔を祓っていたそうです。魑魅魍魎のリユースて怖過ぎるぞw
 
そんな謂れのある場所がここです↓
 
イメージ 1
 
 
拡大して見てもらうともうちょっとわかるかもしれません。看板の後ろあたりと右端、あと
 
背の低くて細い木の向こう側に岩が置いてありました。見た感じそれだけです。
 
普通に観光で来た人は、これだけ見ても何のこっちゃわかりませんw
 
岩はそれぞれ真東 真北 真南に配置してあり線で結ぶと正三角形になります。
 
魑魅魍魎はその中央に封じ込められているらしいんですが 見える人にはわかるんかな。
 
この中央である呪術を行うと効力を発揮すると聞くものの、どんな術なのかは不明(中途半端)
 
夜中にここを通る修行僧は、提灯のロウソクをここで取り替えるという魔除けの儀式を行うそうで、
 
もしそれをうっかり怠ると魔に取り憑かれる・・と書くと緊張感ありますが、
 
私は緊張感なかったです。さすが0感 orz
 
その真横にドライブウェイがあって車がビュンビュン走っているのが何とも不思議な感じw
 
造成している時に、勢いでこんな岩なんてどかせて潰してしまいそうなところなのに、
 
敢えて残して道路を敷いてあるのを見るとそこはさすが比叡山なだけあって
 
眼には見えないものへの畏敬の念は忘れることはなかったのでしょう。
 
 
続きます。