有閑堂

オカルト好きのブログ

比叡山 その3

魔所3ヶ所目は東塔付近にある「天梯権現祠(てんだいごんげんほこら)」です。
 
・・が、残念ながら今回は辿り着けず、、、 orz
 
一ヶ所だけ残してしまうというのもすっきりしないので、ここは近いうちにリベンジするつもりです、はい。
 
 
気を取り直して 再び横川に戻り魔所4ヶ所目「慈忍和尚(じにんかしょう)廟」です。
 
比叡山では おしょうではなく、かしょうと読むそうです。
 
奥比叡ドライブウェイからも離れた飯室谷にある飯室不動堂というお寺にありました。
 
慈忍和尚は元三大師の弟子で、元三大師の次にあたる第19代天台座主になっています。
 
この方もやはり霊力が強かったそうで、魔道も使ったとされています。
 
魔道を使うということは仏教では破戒行為に匹敵するそうで・・チャレンジャーですな。。
 
自ら魔道に堕ちた慈忍和尚は一つ目一本足の妖怪に変化し、
 
死後もなお、一眼一足の姿で夜な夜な比叡山中を歩きまわり、鐘を鳴らしながら
 
修行僧が修行をサボっていないか見張っているそうな。夜の比叡山てほんまに怖そう。
 
 
慈忍和尚廟前です↓ 木が鬱蒼と生い茂っていて何だか妖しげな雰囲気満点です。ここも鳥居がありました。
 
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さらに奥に進んでお墓です。
 
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廟の傍には元三大師廟へつながっている抜け道がありました。さすがお弟子さんですな。。
 
 
 
根本中堂の裏手を降りる途中に総持坊という修行僧の坊舎があります。その入り口に
 
一眼一足に変化した慈忍和尚と思われる絵が掲げられてありました。
 
しっかり修行に励むようにという意味なんでしょうね。。
 
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・・と、結局この日は3ヶ所しか回れませんでした。残念。
 
また 近いうちにあと残り1ヶ所も行ってみたいです。
 
 
ちなみに比叡山の紅葉はいまひとつ色づいていなかったので
 
来週以降が見ごろかも。