すまたんは朝っぱらから怪談ですかい。
関西は昨日梅雨明けしたし、これからそういう季節なんだね。
ある女性が子供の頃に体験した話(ややうろおぼえ)。
一時期、よく あるおばさんが女性(以下Aさん)の家にきていた。おばさんがやってくると
Aさんはそのあといつもそのおばさんの家まで一緒についていった。
おばさんの家には同じ年くらいの少女がいて、すぐに仲良くなって
そこに行くといつも一緒に遊んでいた。
あるとき、「おかあさんはどーこだ」という言葉遊びのようなものをしていた。
Aさんの番になり、少女に「おかあさんはどーこだ」と言った。
おばさんは台所仕事をしているはずだから
当然 (階)下にいると言うんだろうと思っていたのに、
少女は隣の部屋の押入れにいると節をつけて返してきた。
Aさんは少女がウソをついていると思ったので
本当かどうか見せてよと言うと、少女は「うんいいよ」と二人で押入れの前まで行ってみた。
開けてみてよと言うと、少女は押入れの襖をスーと開けた。
最初中は真っ暗で何も見えなかったけれど、だんだん暗さに目が慣れてきたので
更にじーっと覗き込んでみると、押入れの下の段の奥に誰かいる。
さらに目をこらして暗がりを見てみると、台所にいるはずのおばさんが
全身血まみれでそこに座っていた。
Aさんは叫び声をあげて慌ててその家を飛び出した。
その日からAさんはおばさんの家に遊びに行かなくなった。
・・という話でした。
朝からありがとうございました。