確か日本のラノベが原作のSF映画です。
主演がトム・クルーズ、あとの主要な役どころの俳優さんはよくわからなかったです（ごめん）。
原作というかライトノベル自体読んだ事がないのでほとんど先入観無しで観ました。
SF映画も滅多に観ないんですが、時間がループするというテーマが面白そうというのと
トム・クルーズが主演だというのにつられてｗ
公開終了間近なので、人の入りはまばらでほぼ貸しきり状態でゆっくり観られました。
詳しい話はネタバレになるのでざっくり書きますが、よくわからない地球外生物の敵に立ち向かっていく
兵士たち・・というのがベースです。ミミックと呼んでいましたが、戸田奈津子センセーは
「ギタイ（擬態？）」と翻訳されていました。普通にミミックだったらあかんかったんかなｗ
ビデオゲームで大事なところを失敗してリセットボタンを押してやり直す感覚で
何度も何度も主役がリセットして元のポイント＝場面に戻り、前回間違ったところを学習して
クリアしつつ少しずつ続きを進めていくというストーリーの流れだったんですけど、
そのリセットする方法が邦題のとおり主人公をKILL＝殺すわけです。
トムからしたら（TO) BE KILLEDだけど ビートルズのALL YOU NEED IS LOVEを
もじってるんだろうなと。
ちなみに 映画の原題は EDGE OF TOMORROW、タイトルだけだとストーリーがわかりにくいかも。
一回見ただけだとところどころわかりにくい部分があり、原作を読んでいないので
完全には理解できてないかもしれません（苦笑） SF苦手だｗ
最後までノーミスでたどり着くのに
トムは何回殺されてやり直したんだろうか、途中までわかりきってるからリセットして最初から
毎回ストーリーの先端までたどり着く過程はめんどくさいだろうなぁ 笑
ただ、うまくいかないから即リセットしてやり直せるという発想に影響されて間違った解釈で
人生ちょっとうまくいかなくて躓いたからリセットしたらいいやんと自殺してしまう人が
出てきそうなのがちょっと気になった映画ではあります。
何度も何度もリセットするシーンを見続けると、そんな気分になってくるのもわからんでもなく、、
ちなみに映画の中ではトムが自殺してリセットするというのは一度もなかったです。
あくまで偶然もしくはある人に殺されてのリセットだったのですが、表現の自由とそういう事態を避ける
こととのバランスを考えての精一杯の配慮だったのかもしれません。
しかしトムは御年５３歳、久しぶりに見たけどやっぱり顔にちょっと年齢を感じたなー
ヘタにボトックス注射なんかでお直しするよりいいんだけれども。
激しいアクションもスタント極力なしで自力でこなしてはったのでさすがプロ役者根性です。
時の流れにちょっぴり切なくなって、家に帰ってYouTubeでトップガンのPV探してしまったよ。
まだ公開中ですが終了間近、映画館へはお早めに。
https://www.youtube.com/watch?v=2JA55-t_fJ8
