有閑堂

オカルト好きのブログ

錦札 その1

ちょっと久しぶりな弟ネタ。

時は随分遡って去年の話になりますw

実は去年に弟は結婚しまして、お相手はここでも何度か登場していた当時から付き合っていた彼女です。
挙式は奈良の大神神社での神前式で、あてくし神社での本格的な結婚式に初めて参列したのですが、厳かな雰囲気の中とても貴重な経験させてもらいました、はい。
ここでのオカ系の話といえば、弟夫婦二人で挙式する前に拝殿でお参りした際、二人とも膝上から腰回りのあたりにカイロを持っているような温かさをじんわり感じたと言っていたのでやはり神様らしき存在はいらっしゃるんだろうなと思いますね。。

そして二人の新婚旅行は四国八十八カ所霊場巡りツアー。。何ともオカルトオタらしいというか・・さすがに聞いたときはびっくりしましたが;^^
ちょうど去年はうるう年で逆打ちの年とされているのに習って逆打ちでまわったそうです。
逆打ちとは、札所番号の逆の順に88番から87番→・・・→1番と巡拝すること。
お遍路の開祖であり信仰の対象である弘法大師空海は今でも四国八十八ヵ所を順打ちで巡っていると信じられているので、逆打ちでお遍路をすることで必ずどこかで弘法大師とすれ違う、または出会えるかもしれないという考えのもとにうるう年は逆うちで回るお遍路さんが多くなるんですね。
順打ちと逆打ちについて 参考に↓

お遍路さんは霊場をまわるごとにお札をおさめるのですが、4巡以上した人は先達(要申請)と呼ばれ、先達が88カ所を一巡することを結願と言い、結願するごとに煩悩が無くなるとされています。
中には一生を通じて25回、50回、100回以上も結願する先達がいます。
結願を99回達成し、100回以上お四国霊場をまわった人しか持てない、納め札の中でも特に有り難い「錦(にしき)」と呼ばれている納め札があります。ごく稀にお札を納める箱の上に先達が置いていかれた錦札を見つけることがあり、ご縁として有難くもらい受けることができるんだとか。
弟夫婦はラッキーにも錦札に二度出会えたそうで、新婚旅行の記念としていただいて帰りました。
お札の話の参考に↓

錦札の表面と裏面。ご夫婦の先達だったようです。
白で消してある部分には先達の住所と名前が書いてあります。
イメージ 1
イメージ 2

















道中でもオカネタはあったようですがまた別の時に。。

本題はここからなんですが、前置きの説明がめちゃ長くなりすぎました。とほほ。

次に続きます。