昔、近所の親戚の家で飼われていたメスのシャム猫を
親戚の家に行っては可愛がっていた・・と言うよりは、猫に会うために親戚の家に行っていた。
私が小学校高学年くらいの時に親戚の家に貰われて来て、
結婚した次の年に死んでしまった。かなりの大往生だ。
彼女とはかなり気が合った、と自分では今でも思っている。
最近何故かその猫の事をよく想い出す。
寝る前の子供に絵本の読み聞かせもいい加減飽きてきたこともあって
彼女とのいろいろなエピソード(滑稽なものが多いw)を子供に話して聞かせるようになった。
それが子供のツボにはまるらしく、このところ毎晩猫の話をして欲しいとせがまれる。
そのせいか彼女の夢を見た。
雪が降る家の裏庭に置いてけぼりにしてしまったことに気づいて、慌てて
走って戻ると、雪に埋もれた真っ白い小さな小さな小山の脇に
彼女がぽつんと座ってこっちを見ている。
こんなところ寒いから 一緒に行こうと話しかけると彼女が抱きついてきた・・
たったそれだけの夢だったけれど、
久しぶりに逢えて 懐かしくて嬉しかった。