平田篤胤という本居宣長の弟子にあたる人が、今から180年ほど前の江戸に現れた
不思議な能力を持つ少年と出会います。
ある時、奇妙な老人に山へ連れて行かれ幽界と行き来しつつ天狗の修行をしたといい、
天狗小僧の異名を取り江戸にちょっとしたセンセーションを巻き起こした少年寅吉。
その少年と平田篤胤との今でいうインタビュー集が仙境異聞です。
その口語訳を見つけて読みふけってしまいました。
http://members.at.infoseek.co.jp/senkyow/text_index01.htm
トンデモ本っぽくもありますが、大真面目に書かれてあるのでとても面白く読めました。
よくわからないけど、私はこういう世界もきっとあるに違いないと信じたいw
ちなみに 水木しげるさんの「神秘家列伝」の中にも
平田篤胤とこの少年のことは描かれてあります。