有閑堂

オカルト好きのブログ

江原@心の処方箋

今回の相談は30代の主婦からの、

「7つ違いの姉の子供は10歳、自分の子供は9歳と年が近いというのもあり、

今まで姉妹協力して子育てしてきた。

姉はとても教育熱心で子供に遊ぶ暇もないほど勉強を強いており、そこから来るストレスのせいか

姉の子供が私の子供に見えないところでいじわるをしたり、金銭を要求したりするようになり困ってい

るが、姉とは教育方針が違うので口出しは出来ない。今まで協力してきた姉と

どううまく付き合っていけばいいのだろうか?」

という相談だった。


江原は

この場合の「うまくやる」という事は、取り繕っていくべきか否かという意味になってしまっている。

本当に悩んだ時は、感情を捨てて理性のみで判断するべきで、相談者は おば としての立場から

その子供に何をしてあげられるのかということなのではないか。


いじわるをされる自分の子供を守るという視点からだと、相手を敵にまわしてしまう。

姉の子供の問題がわかったならば、母親である姉に訴えるのではなく、

おばの立場として親の代行として姉の子供の思いに耳を傾けてやろうとするべきではないのか。

相談者には姉に対する批判の感情があるように感じられる。

どんな人の考えにも良い部分、悪い部分もあるから一概には決めることはできないので、

姉の教育方針ではなく、姉の子供のいじわるな行動や

金銭を要求するという行動のみに焦点を当てればいい。


「もし嫌なことがあったら 何でもおばちゃんに言いにおいで」というスタンスで

姉の子供に接して、もし子供が思いを話してくれれば それを姉に伝えるようにすればいい。

子供の思いを何も聞かずに姉に意見すると単なる批判になってしまう。


おばとして姉の子供の心を開いてやるということが大切で、もしそれができなければ、

今までの一緒に協力して子育てしてきたはずの姉との関係は取り繕っていただけになってしまう。

理性的に、おばとして姉の子供の憩いになって欲しい。

もし姉の子供が母である姉に対して言いたいことがあれば、その場に付き添うだけで

本人を尊重してやって子供の口から言えるようにしてやって欲しい。


それで 姉から逆恨みされたならば、それは人間同士としての関わりあいをもう一度

考え直さなければならないということなので、くよくよしないことだ。


というアドバイスだった。


親同士がお互い理性的な人間ならアドバイスどおりにすれば上手くいくだろうけど、

なかなかそこまで考えが及ばないし、現実問題、逆恨みされることのほうが多かったりする

んじゃないかと思うけど・・。


姉と妹という関係でこれだけデリケートな問題なんだから、

小姑と兄弟の嫁という間柄でこんな問題が起こったらもっとややこしいのかもしれないと

小姑の私は唸ってしまった。