有閑堂

オカルト好きのブログ

江原@心の処方箋

今回は27歳の女性。

「姉が悪い事があるとすぐに悪い霊の仕業に違いないという。気のせいだと言っても聞いてくれない。

最近では何かに憑かれたのではないかといわれるくらいキツイ顔つきになっている。霊が災いを起こすこ

ことがあるのか?またその場合、自力ではね除ける方法があれば教えて欲しい」

という相談内容だった。


江原は半ば呆れ顔で


世の中には何でも霊のせいにする人は沢山いる。よくそういう相談を持ちかけられるが、

視えもしないのに霊の仕業と判断をよくするもんだと思う。

普通に日常生活を送っている人にはそういうことはなく、そういう場所にわざわざ飛び込めば

そういう目にあうかもしれない。キャッチセールスの甘い声に釣られてわざわざ自分の方から

出向いてまで引っかかって物を買わされて困っている人に似ている。

被害者意識というのは時には甘えの心、依存心じゃないかと思う時がある。

はっきり言って 霊もいい迷惑だ。 霊のせいだと依存していないでちゃんと自立して

自己責任と受け止めてまず現実的な問題解決をしてほしい。


みんな死ねば霊になるんだし、生きてる人間と同じ。

偶然ではなく必然と言っている意味は

「原因があるからそれに対して当然の結果がある」という意味なのであって

「起こったことは全て必然」という意味とはき違えないで欲しい。

間違った解釈をする人に限って本をきちんと読んでくれてない!とボヤく江原w


霊が原因のケースも中にはあるけれど、それも憑くのが悪いんじゃなくて

憑かれる自分が悪い。それは心の隙が出来て

気持ちが霊の方に合わせてしまっているのが原因の場合が多い。


「霊がいるんなら見せてみろよ」と

ふてぶてしい態度で霊を信じていない人の方が霊を寄せ付けないからかえって見たりしないもの。

すぐに霊のせいにしてびくびくして心配してばかりの人だったら

いっそ霊なんて信じないほうがよっぽどマシなのかもと思う時がある。


病で生きていられる時間が限られている人にとっては死後の魂の問題というのは

もっと切実になってくる。

霊が怖いとか言ってる間はお幸せなんだと思う。どうぞご自由に恐がってください。


と 最後は厳しく突き放したような様子で答えていた江原だった。




どうしても原因がわからない不可解な事件が起こると

どうしようもないからそういうせいにしてしまいたくなるんですが・・トホホン