有閑堂

オカルト好きのブログ

江原@心の処方箋

今回は52歳の女性からの相談で、

「今までの人生を振り返ってみて、良くない出来事があまりにありすぎた。

これは自分に何か罪があるからなのかと思ったり、自分に何かできることはあるのか、

こんな人生に意味はあるのかと悩んでいる」

という内容だった。



誰もが思うように上手くいく人生はないし、だからこそ成長できる。

たとえば病気をしたから病気の辛さがわかるるように、自分が色々な経験をしてこそ

本当の優しさが生まれる。何事もなく平坦な人生を送った人は他人の気持ちの

わからない、冷淡な人になってしまう。


人生は人格を磨くためにあると思えばあなたの人生は有意義だったのではないか。

不幸の数を数えて生きるか幸せの数を数えて生きるかで同じ人生でも捉え方が違ってくる。

今のあなたはご飯は食べられる。寝る場所もあるし、話をする友達にも恵まれている。

これは幸せなことなのではないか と言う江原。


そして霊視して

そもそも相談者がネガティブな考え方に囚われがちになってしまった根本的な原因は

相談者と母親との関係にあると指摘していた。

相談者自身には何の罪もないのに、相談者自身を恥ずかしいと思わせたり、愛情を十分注いで

もらえなかったり、子供よりも世間の目ばかり気にする親の姿が視えたようだった。


母親との関係での寂しさがその後の人生の色々な出来事の原因となっている。

相談者自身の結婚生活にもそれは影響しているようで、

母親の愛情不足による寂しさが原因で

必要以上に配偶者を甘やかせて嫌われまいとする共依存の関係に陥っていた。


本当に理解してくれる人が周囲にいれば、相手の言いなりになってばかりの結婚はしなかっただろう。

それを考えると、今は理解してくれる友人もいるし、

結婚していた時よりもよっぽど幸せなはずだ。


今までは辛かったことは見ないようにしてきただろうけど、全ての元は母親との関係だと

いうのは自分でも本当は気づいているはず。

母親は悪い人ではなかったし、わが子は愛していたけれど、

この人は弱くて世間の目ばかりを気にする人だった。弱かったんだ。

多分あなたも今の世代になって少しはそんな母親の弱さも理解できると思う。


ここで、心の中で弱かった母親を許してあげることによって寂しかった気持ちを浄化してみては

どうか。熱出した時は優しく看病してくれたことを本当の母親の愛だったんだと思えばいい。

そうすれば心の中の愛の電池は蓄えられていくし、今までの人生を無駄にしないためにも

これらは愛を学ぶためだったと昇華し、今後の人生でその経験を生かして

同じような寂しさを抱えた境遇の人を励ますたりすることで人生はより意義のあるものになる。

と江原はアドバイスしていた。


親の愛情不足というのは50歳になっても引きずるものなのね。。

こりゃ責任重大だとは思うけど、果たして我が子には充電できているのか・・怪しい。



最近母親と子供の間の愛情が原因となる相談が多いけど、

意識的に取り上げているんだろうな。


どこかのブログにも書いてあったけど、

「江原は今の大人は物質主義に毒されすぎてもう手の施しようがなくてどうしようもないけど、

今の子供ならまだ間に合うかもしれないと思っている」っぽい。

だから、「未来を担う子供に愛の電池を充電して、今の大人の二の舞踏ませない」キャンペーンを

一所懸命展開してるように感じる。