有閑堂

オカルト好きのブログ

江原@心の処方箋

今回の相談は35歳の主婦の相談。

「6年前に3人の子供を連れて離婚した。娘3人は個性的で自分の言いたいことをはっきり言うので

手を焼いている。自分が厳しすぎるからいけないのかとも思う。

温かい家庭を作るためにはどうしたらいいかアドバイスを」という内容だった。


自分が努力してやってきたことが他人ができないと「努力が足りないんだ」と思ってしまう、

自分に厳しくて他人にも厳しいタイプの人のようだ。努力しない怠け者が一番嫌いだと

はっきり言っていたw


努力した分だけちゃんと成果を挙げることのできる もともとポテンシャルの高い人が

陥りがちだよね・・そしてびっくりするくらいストイックなんだよなぁ・・

瞬時に何人かの顔が浮かんだわw


江原にはこの相談者が人の助けも借りるのも嫌いで、他人が手助けしようと申し出て来ても

キッパリ断ってるのが視えているらしい。

こういう「努力が全て」と思いすぎる人には、努力ではどうにもならない事が来るんだと

言い、子供に努力が足りないと思った時に限って子供が体調を崩しているだろうと

指摘すると、相談者は3番目の子供が喘息を患いずっと入院していて、

病気は自分がどう努力しても退院させることはできないんだという事は感じているらしい。



呼吸器にくる人全てが全てではないが、中には「息苦しい環境にいる」というのを知らせる

サインとして身体に出る人がいるんだと江原が言うと、相談者は少し思うところがあったようだ。


相談者の子供は母親のいう事を忠実に守っていて、

洗濯やお風呂、物の置く場所まで相談者に合わせてくれてるんだと江原が言うと

その通りだと相談者も認めていた。

これだけ母親のいう事を聞いているんだから元気一杯で発散する以外ないから

手を焼くのもしょうがない。でないと病気の方向に行ってしまうからと江原は説明した。

そして 子供の気持ちとしては、子供に関して全てに行事ごと、お弁当・・全てにおいて

全力投球でできる限りのことをしてくれている

完璧な母親に少しは緩んで欲しいと思っているらしい。


相談者個人の幸せは二の次になっていて、子供と仕事以外、生活の中に遊びすらない様子で

「そろそろ緩みも必要」だと江原は

張り詰めすぎた弦はよく鳴らないし、緩みすぎても鳴らないという比喩を出して程よく

「中庸」になるようにアドバイスしていた。

子供に寂しい思い、辛い思いをさせまいと今まで本当に努力してよく頑張った、

その頑張りを子供は見ていて手を焼くとは言いつつちゃんと

真っ直ぐに育っているんだと賛辞を送り、今までの自分に勲章をあげて

今後のために自分の中で一旦区切りをつけることが相談者には必要らしい。



今回相談者が取り上げられたのは、第三者にこう言ってもらわない限り、そのままの

突っ走ってしまうだろうから 何とかストップかけるためなんだと江原は説明していた。

珍しく最初から最後まで江原が穏やかに褒めて終わった相談だった。


まぁ、始終緩みっぱなしの自分はこういう相談はすることは絶対ないだろうな・・。