有閑堂

オカルト好きのブログ

江原@心の処方箋

今回の相談は37歳の主婦。

2年前、たまたま夫の携帯のメールを見てしまったら、そこには数人の女性との

メールのやり取りが残されていた。

そのうちの一人の女性と浮気をしていることが発覚して、許せないと思いながら

今でも夫と別れずにいる。

夫はもうその女性とも別れたと言っているが、自分の気持ちは晴れない。

半ば仕返しのように夫に家事を無理矢理手伝わせたりしている。

表面上は夫がいなくても平気だという態度をとっているが、本心ではいなければいないで

執着しているからかイライラする。

別れるべきなのか?

..という内容だった。


江原は、

相手のことを心から愛する「大我の愛」と自分の執着や依存心のために愛する「小我の愛」がある。

大我の愛とは親が子供を愛するような愛であり、子供が間違ったことをすれば

厳しく正さなければいけない、即ち全て相手の言いなりになるという事ではない。

この相談者の場合は相談者と夫は「類友」でどっちもどっちだ。

夫の浮気は今後も直らないし、相談者も浮気されたことを騒ぐだけで現実味がない。

現実味の無いもの同士が一緒になっただけ。

大我の愛という視点からアドバイスをするのならば、

自分の道は自分で探すもの。本心は依存心から結局別れたくないと思っている。

今の相談者は全てにおいて依存しすぎているから、

とことん苦しんでそこから自分の道を見つけ出すべきだ。

こんな成長していない両親の子供が一番気の毒だ。

他の相談者だったら、浮気の治らない夫から離れて自分の道を歩むべきだとアドバイスする

ところだが、今回は、相談者がまだ真剣に現実と向き合えていない状態なので、

何もアドバイスできない。自分の人生なのだから自分の力で解決するべきだ。


・・と最初から最後まで突き放したような口調でコテンパンだった。

電話の向こうの相談者の様子があんまり真剣に悩んでいなさそうな感じだったので、

江原も歯がゆかったんだろうというのは見てて何となくわかる気がしたけど。