有閑堂

オカルト好きのブログ

江原@心の処方箋スペシャル その2

次のコーナーは相談者をスタジオに呼んで生カウンセリング。

一人目は33歳の主婦の相談。

家族仲良く暮らしているが、子供のうち一人は実の子供ではなく弟夫婦の子供。

7年前に相談者の弟ができちゃった結婚して娘が生まれた。

母親が出かけるたびに

毎日弟の実家に娘を預けに来ていて、実家で主に相談者がその娘の世話をしていた。

そのうち事業を起こす資金作りの為にと母親が夜の仕事を始めてから

2年程経ったある日、母親が娘を実家に預けに来たきり戻ってこなかった。


連絡は取れたものの母親の家族と話し合いの結果、離婚が成立し、娘の親権者は父親である

相談者の弟になり、実質的には相談者が娘を育て

娘も相談者を母親と思い懐いていた。

そして翌年娘が3歳になった頃に、相談者が結婚し

実家を出ることになり、夫の理解もあって相談者は娘を引き取りわが子同然で育てて

平穏無事な生活は続いた。


娘も小学生になって娘も物心ついてきたこともあり、

娘の将来のこと考え、娘の養子として迎えることを弟に申し出たところ、

実の母親に育てさせるべきだと弟は申し出を拒否した。

その数日後、弟は6年間連絡の無かった娘の母親を連れてきて

娘を引き取りたいと言ってきた。

男の出入りの激しいいい加減な生活を送っている母親を見て、

相談者はそんな生活をしている親に娘は渡せないと拒否し、追い返した。

そしてその日以来、母親からの連絡は再び途絶えたままになっている。


相談者は

子供は実の母親に育てられるのが幸せだとはわかっているが、弟と娘の母親の態度を

見ていると、そんな両親の元で娘がちゃんと育ててもらえるとは到底思えない。

自分が母親として娘を手元に置いてやりたいというのは間違っているのか?

相談者は娘と家族との生活をこのまま続けていきたいが、娘にとっては一番幸せなのは

どうすることなのかというところで迷いがある

・・という相談内容だった


(相談内容が込み入っていたのと纏めるのがヘタなもので、説明がやたら長くなってすみません、

上手く伝わっているのか不安・・。)


相談者の補足で、弟は娘の母親とヨリを戻して家庭を築くという考えはなく、現在は他の男と

住んでいる母親に育てさせるつもりらしい。


江原はその話の間ずっと霊視していたが、一番最初に言ったのは、

相談者の弟なのにこんなこというのは申し訳ないが、

はっきり言って中学生レベルの恋愛している無責任なバカップル。

いつまでもグチグチくっついたり離れたりを繰り返していて、子供のことなんか

親権に考えているわけもなく、気まぐれで相談者や娘が振り回されているだけで

はっきり言って弟はバカだということを理解して欲しい。

娘は頭のいい子で自分の置かれている状況は理解できている。


ただ、法律的なことはしっかり押さえておくべきで、

近い将来、打算的な母親は現在も生活が苦しいので形だけでもヨリを戻して

子供の親権を求めて法的手段に出てくる可能性が強い。

親権に強い弁護士を顧問にして

法的な問題が出てきた時すぐに対処できるようにした方がいい。

ただ弟カップルには現実的な問題を突きつけると現実に疎い二人には

金銭的なことはどうするんだとかいう事を言ってやれば逃げ出す。



相談者の祖父からメッセージが江原に聞こえてきていて、

「この子はお前の本当の子供」

肉からは肉しか生まれないし魂は魂しか生まれない。

この子は相談者の気質にそっくり。

気質が自分にに似ているために余計不憫に思えているはず。相談者自身も子供のころ、似たような

寂しい思いをしてきたのをオーバーラップさせて、実の子供と分け隔てなく育てているが、

時に実の子供よりも思い入れが強くなり申し訳ないと思うこともあるのではないか?

相談者も娘を見ていると自分を見ているような気がするんだと言っていた。

魂がそっくりで我が子と言ってもおかしくないくらいだ。

産みの親より育ての親。相談者と娘の絆は強く結ばれているし、何よりも

娘が相談者に絶大な信頼感を持っている。


江原は娘の心の中を覗いてみると、この子は

この家から連れていかれるんじゃないか この家にいられなくなるんじゃないか

という不安感をいつも抱いている。

その証拠に日頃しっかりしている性格なのに、時々そのことで不安になると

夜眠れなくなっているはず。

言えることと言えないことを考えながらも相談者に甘えているんだと江原が指摘すると

相談者も心当たりが大いにあるようで頷いていた。


さらに祖父の霊が江原を通じて

しっかり家族の絆を強く結んで生きることを理解して

この家の 結婚離婚を繰り返すという家系的な悪習を断ち切って欲しいという

メッセージを伝えてきた。

相談者の夫も分け隔てのないとても立派な人。

子供は親を選んで生まれてくる。産む親という意味だけではなく、

この子は相談者夫婦、特にこの相談者を求めて生まれてきたのだから

差し出がましいことをしているんじゃないかという迷いはあるだろうけれど、

自信を持ってこのまま娘を育てて欲しい。

娘が自分の意思をしっかり持てる年齢に達した時に養子縁組すればいい。



・・とかなり複雑な相談だった。


その3に続きます