有閑堂

オカルト好きのブログ

オーラの泉 特別編思い出のスター その1

・・・いやん、途中からしか録画できてない、、

林家正蔵の途中からしか見られなかった。

3人のうち最初のゲスト元ピンクレディー未唯みたいだったけど、何を言われてたんだろうか。

まぁ しょうがないか。


私が見たのは林家正蔵の途中。おばあさんに落語家になって欲しいと請われたらしい。

父親であり、師匠の林家三平

息子が弟子こぶ平として林家一門に入門した15歳のときから親子としての関係ではなく、

師弟の関係でひたすら噺家として精進の日々だった・・というあたりから。


兄弟弟子のいる中で、こぶ平は一番三平に厳しく叱られ、時には殴られたこともあったらしい。

三平はとても繊細な傷つきやすい心を持っていて、人の批判は悪口を心の中では

とても気にしていたという気の小さい部分を持つ人。

自分に厳しく叱られるこぶ平が傷ついていることも痛いほどわかっていたが、

こぶ平は他の弟子と違い、師匠の息子だ。

一番愛している人には一番立派になって欲しい。

そして兄弟弟子よりも

自分があえて厳しく指導することによって、こぶ平が兄弟弟子にかばってもらったり可愛がられ

兄弟弟子間の絆が強くなって欲しいいう意図もあったと江原と美輪は言う。


しかし、こぶ平が直接三平に教えを受けたのはたった9ヶ月。

その後の三平は脳内出血で言葉を奪われる。

厳しいリハビリを経て三平は再び講座に上がることができたが、翌年

肝臓ガンでこの世を去ってしまった。


三平が他界して28年経った今でも正蔵

三平が何故言葉を奪われ、やっと復活できたと思ったのに

すぐにガンで命を奪うのかと神様に文句を言いたいと言っていた。


江原に見えた林家三平の前世は西洋のコメディアンで

今江原に視えている三平の姿は着物袴の姿ではなく、燕尾服で、

本当は落語家になりたかったのではなく、ミュージカルやコメディだった。

正蔵はそれを聞いてとても驚いていた。

三平は前座時代にバンドの付き人をしていたことがあり、コメディやシャンソン

洋風の華やかなエンターテインメントが好きだったからだ。

倒れる直前に前から行きたがっていたフランスに旅行したという。

三平は美輪がステージに立っていた銀巴里にの常連でもあった。


正蔵は何故自分が父の「三平」を継がずに祖父の「正蔵」を継ぐことになり、

弟の一平が「こぶ平」を継ぐことになったのか疑問に思っていると話すと

江原は

人に喜んでもらいたいとエンターテインメント性の高い落語を得意としていたが、

三平は本当は古典落語をもっと勉強したかったという。

その古典を極めたいという思いが正蔵という名前に託されている。

正蔵の我慢強いコツコツと努力できる資質を持っているので

古典を極めるのに向いているので古典にまい進して欲しいと思っている。

ということは、弟の方にエンターテインメント性の高い方向に行って欲しいということかな?


そして、三平が江原を通して伝えたり言葉は

「心から笑っているか?」

立場が重くなるほど笑えることが笑える毎日にしなければならないとこぶ平に伝えてきている。

この言葉はこぶ平に心の琴線に響いたようで、とても腑に落ちた顔をしていた。

筋の良い落語だけではなく、人に笑ってもらえる落語をと思っていたところだったようだ。

真面目に可笑しい笑いを追及するべき

自分が生前演じていたような笑いだけではない別の笑いを追及するべきだと伝えてきた。

正蔵だから・・というのではなく、ひたすら自分の笑いを追及していれば、

名前の重さはあとからついてくるからと美輪もアドバイスしていた。



生真面目だから視野が狭くなりすぎるところがあることを伝えたくて

ここに呼ばれたらしい林家正蔵


近頃家族の周辺でトラブルがたびたび起こりあまりいいことがない(確かに・・)が、

何が原因があるのかと正蔵が言うと、

必然の意味を取り違えていけない。

原因が自分の不心得で撒いた種である場合もあるし、前世からというような魂の影響の場合もある。

いずれにしても災いでやってくる不幸というものはない。

起こる前に必ずその種まきをしている。

次々に起こる問題は全て勉強であると思って事に当たらなければいけない。

そして、正蔵には

その家族のトラブルに全て関わって手を出して手助けするのは必ずしも善ではない。

手を差し伸べることによってその人の成長の邪魔をすることがある。

本当に必要だと思った時にだけ手を差し伸べるべき。



だから、、ここが本当に手を差し伸べるべきまさにそのポイントなのかどうかの

見極めが難しいんだってば・・と突っ込む私(苦笑)



正蔵は生真面目な性格故に、全て自分が抱えなければと思ってしまうところがあるからと

三平は心配しているようだった。


何か気をつけなければいけないことはありますか?との問いに

そうやって考えすぎないことですねワンツーで答えていた江原に

正蔵は苦笑いしながらも座布団あげますとウけていた。


TV番組だということを意識しつつ、

顔はとても真顔で質問していて、一瞬TVであることを忘れてるなと思わせる時があった。

かなり核心を突かれた言葉をもらって

ハッとした顔が印象的だった。


その2に続きます