今回の「心の処方箋」コーナーはいつもの霊視の回答とは少し違った。
解決するには江原の霊能力は今回のケースは専門外なので、
できるだけ早く医学的アプローチを・・という江原の回答だった。
この相談者はどちらかといえば、キャリア志向のような人で、多分、家の中というよりも、
家の外の世界に目が向きがちな人なのだろう(自分も気質的に似た部分があるので
気持ちはわからなくもなかった)。
周囲の人の我が子に関しての進言を素直に聞けず、聞き入れる=自分のプライドを傷つけた
という風に受け取ってしまい、長い間、現実に目を向けられなかった。
プライドを保ったまま問題を手っ取り早く解決したいがために、
お寺だけでなく、多分霊能関係の人にもかなり相談しまくって「占いジプシー」のようになって
いたかもしれない。
個人的に何人かそういう人を見かけたことがあるけど、
だいたい似たようなタイプで、キャリア志向なのに(いや、それ故にか)、
この手の問題の対処の仕方が何故か非現実的。
そして、そういう人は決まって霊能者を魔法使いと勘違いしている・・。
ピーコが最後に言った
特に健康問題はお医者さんやその他医療機関に診断、治療をしていただいて、
それでも良い結果が得られなかった場合の最後の手段として(自分が求めようと思うのだったら)
霊能者やそういう類に初めて助けを求めるべきで、
順序が逆になってしまうのはおかしいという言葉が全てだと思った。
自分もオカルト関係に興味はあるけれども、辛い現実をイヤでも直視して
まずは現実的に問題に対処するべきだと、興味のある世界が世界なだけに、
うっかり誤ってはいけないと自分に言い聞かせている。
明日は我が身かも・・
自分で再確認させられた回だった。