有閑堂

オカルト好きのブログ

アンビリーバボー 前世特集その2

ちょっと遅いけど、アンビリバボーの前世特集その2。

パート2はあるアメリカ人の家族の前世体験をきっかけから丁寧に追いかけていた。


ある家族の一人息子(まだ幼児)が自分が乗っていた飛行機が墜落する悪夢に毎夜うなされ、

両親が心配してカウンセラーのところに相談に行くというところから話は始まる。

いろいろ調べていくうちに、単に心理的にうなされているのではなく、

どうも前世のことのようだということに話が進んでいき、

少年のいう話を勤めて真面目に聞き、調べるとその言葉の数々を裏付ける事実がどんどん出てくる。

結局、少年は第二次世界大戦で日本の父島上空で撃墜された米軍パイロットだった。


このエピソードは、子供が前世の記憶から引き出す個人名や乗っていた船、飛行機の名称

までフルネームまではっきり引き出せ、追跡調査が可能なところ。

そして、その言葉どおりの人物と紆余曲折はあっても

ちゃんと(故人でなければ)最後にはめぐり合えるというのがすごい。


もし、これがフィクションではなく本当だったら、前世の存在を信じたくなる。


最後はわざわざ父島まで家族でやってきて、撃墜されたであろう地点あたりまで

船で行き、前世の自分を追悼していた。

前世に関係のある場所に行くと、懐かしいとか、もし、それが悲しい記憶だったら意味もなく

感情が昂ぶって涙が出たりすると聞いたことがある。

パート1の人身御供になった女性は、誰にもそのことを説明されていないのに、

その命を落としたらしき場所を見た途端、意識が薄れて倒れそうになっていたっけ。


その少年も、その場所がどんな場所だと説明されていなくても、

その上空で前世の自分の命を落とした場所にたどり着いたとたん、

説明のつかない感情を昂ぶらせて泣いていた。


本当に映画かドラマのようなエピソードで最後まで面白かった。


ただ、パート1の時のように、

前世の自分はどうだったから、今生では

こういう目的を遂行するために、この家族の子供として

産まれてきたという意味づけがなされていないのがちょっと残念。

できればそこまで知りたかったなぁ。


番組の最後に、この少年は、大きくなったらパイロットになりたいと言っていたから、、

前世で果たせなかった事っていうのは、

もっと自由に空を飛ぶ事なのかなと勝手に妄想したりして。