読み終わりました。何日かかったんだろうw
新耳袋は著者自身の体験談も入っていたけど、いろんな人からの聞き取りの体験談が中心
だったのに比べて、この本はタイトルどおり著者自身と著者の周囲の人の体験談が殆どを
占めていた。
著者の日常に起こる大小さまざまな体験談がさりげなく描かれていて、全てが全て怖さ満点の
ドラマチックなエピソードというわけではない。
そりゃそうだ、1人の人の日常ってそんなものよね、
新耳袋のような色とりどりの体験を毎日してたら身が持たへんw
それでも、自身と身近な人達のみで百話集めるってなかなかスゴイのではないかと思う。
今は関東方面に在住なような気がするけど(何も調べずに書いてるよ、、)、
もともと大阪、奈良に住んでいたようで、話の中でも地名が私に馴染みのある天王寺や
私の独身時代の職場のあった南森町が出てきたりするし、
自分には霊感がないし同じ体験をしているわけではないのにもかかわらず、
全体的にどことなく妙な親近感がわくのが不思議w
新耳袋でも出ていた窓から生首がポーンと飛ぶのが見えるビルのエピソードがこの本にも載っていたけど
南森町のどこのビルなんだろうか、気になる。リアルで見たくはないがw
著者も新耳袋好きだったみたいだ。
やはり百話きっかりの収録はどうかということで、ここでもあとがきにもう1話忍ばせてあった。
やっぱりマズイらしい・・私もマズイと思って区切って読んだもん。
何がマズイのかよくわからんけど具体的にわかりたくはないです。
読んでる間、夜中なのに階上の住人が家具を動かしているようなゴンゴンという音が
しばらく響いたので
あまりにタイミング良過ぎて飛び上がってヒいてしまった。
はい、こんな本を夜中に読む私が悪うございました。
立原透耶著「ひとり百物語」はメディアファクトリーから出ています。
メディアファクトリーもいろんな人見つけてくるなw