有閑堂

オカルト好きのブログ

オーラの泉 白鵬翔の回 その1

月イチ2時間のオーラ。今回のゲストは横綱白鵬翔関。

白鵬関のお父さんは実はモンゴル相撲での横綱でオリンピックのレスリングのメダリスト

で国民的英雄、っていうことはサラブレッドやんw

若い頃からは相撲はしないほうがいいと父親から言われてモンゴル相撲は遊び程度だった。

身体の成長途上での格闘競技は危険だということなのかな。

そのかわり、当時マイケル・ジョーダンの復帰があったことで流行っていたバスケットボールに

夢中になっていて、全国大会でも3位になったくらいだそうだ。

身体能力が高いと他のスポーツでもいいセンいきますね。


日本の相撲は家にあった大相撲の雑誌をちらっと見て知っていたと言っていた。

そんな白鵬関の転機は、15歳の時、

たまたま日本の相撲の体験・研修ということで同年代の数人で日本にやってきた。

一度日本に来てみたかったという理由くらいの軽い動機だったらしい。

滞在中に、うち4人ほどは各相撲部屋にスカウトされ入門が決まったのに、

自分はどこからも声がかからない。殆ど諦めの心境で両親へのおみやげも買い

明日はいよいよ帰国するという夜、一本の電話がかかってくる。

今の部屋の宮城野親方が明日滞在している大阪より東京の部屋まで来るようにとの連絡で

その場で入門が決まった。

残っている者をどうにかして入門させてやってくれないかという旭鷲山からのたっての願

いに親方が「背が高く」「部屋にいるモンゴル人の弟子よりも年下」という条件を出し、条

件にぴったり当てはまったのが白鵬関だった。


もうダメかと思ってからのこのとんとん拍子?の事の運ばれ方に、白鵬

「全ての(運命の歯車の?)噛み合わせが上手くいった」と表現していた。

縁があるってそんなものかもしれない。

入門が決まってから親方が初めて見た白鵬の姿は当時

170センチ後半で67キロくらいの相撲するには華奢すぎる体格に驚き、勝てる力士に

なれるだろうかと親方は内心不安だったらしい。

初期は稽古も殆どせずとりあえず食べて体重を増やすことに専念させられたので、親方の

真意を知らなかった本人は嫌われているから稽古をさせてくれないのだと思ったと語っていた。

そして体格も力士らしくなり今では190センチ超え立派な横綱


親方曰く稽古は人の何倍もこなし、日本人力士ならそこそこで満足するのだけれど、モンゴル出身

の力士は自分こそは一番だという気迫を持って稽古すると言っていたし、そういうハング

リー精神がが今のモンゴル勢の活躍につながっているのかも。

白鵬関はモンゴルの英雄である父親の顔に泥を塗ってはいけないという気持ちもあったので

今まで頑張ってこれたと言っていた。


江原に視えた白鵬関の前世は江戸時代の力士。その力士の時代も横綱にまで上り詰めた力

士だったとか。その時も横綱にまで上り詰めたのに満足できず、今生でも再び力士として

生まれようと決めてきた魂だった。直接日本に生まれてこなかったのは、今の日本の環境

では力士としての強い身体を満足に造ることはできないということで、草原でのびのびと

走り回ったり山に登ったりと基礎体力を造ることができるモンゴルという国を選んだとか。

モンゴル人としての誇りを持つ一方でどこか自分は日本人だという意識があるのではない

かと江原は尋ねると。そうかもしれないと少し微笑んでいた。

お父さんもモンゴルの相撲の日本でいう横綱にあたるランクの人だし、強い力士となるた

めのDNAと環境を選んで生まれてきたのかもしれない。

ということは、先日亡くなったマイケル・ジャクソンもエンターテイナーになるべくアメ

リカのあの両親の元にあの肉体を持って生まれてきたんだろか。。

こういう特徴や使命が傍からみてもはっきりくっきり出る人はそう感じることもできるけ

ど、自分みたいな平凡な人間は分かりづらいわ。ま、普通に生きるってことでしょうがね。


白鵬関には0歳の息子がいてその息子にも横綱になって欲しいと話していたけど、日本の

現代の伸び伸び走り回れない環境を選んで生まれてきているから白鵬関よりも横綱になる

のは難しいかもと江原は言っていた。史上初の2代に渡る横綱力士誕生なるか、はたまた

実は違う道を選ぶべく今の環境に生まれてきたのか、先が楽しみです。


白鵬関自身、実は最近まで相撲の取り方の悩み等でスランプに陥っていたらしい。

横綱の地位を維持するということは並大抵のことではなく、顔には一切出さないけれど、

内心こんなに辛いことはないと感じていたが、それもやっとスランプから抜け出せたはず

だと江原が指摘するとやはりそのようで、自分の理想の相撲のとり方を模索するのに参考

として双葉山と、大鵬の取り組みのビデオを何度も何度も繰り返し見ていたという。

少しでも両力士に近づけたら・・と答えていた。謙虚な人だ。



また横綱ともなるとお金は入るのも多いが出て行く金額も多い白鵬関は金銭の管理は苦

手なため、今後の部屋を興すことを視野に入れて、管理の面は奥さんに任せたほうがいい

と江原はアドバイスしていた。


山のように落ち着いていて謙虚な横綱白鵬関。どっしりとした安定感を感じました。


後半に続きます。