有閑堂

オカルト好きのブログ

チマル・コレクション

京都で開催中のアルフォンス・ミュシャ展にふらっと立ち寄ってきました。


ミュシャは随分前に大阪府堺市堺市立文化館のミュシャ館で観たことがあったんですが、今回は

日本で初めてチェコの個人コレクションも展示されるということで

違ったものが観られるかもと期待しつつ。


有名なタバコや香水などの商業ポスターやサラ・ベルナールの演劇宣伝ポスターなどの他に

鉛筆やチョークで描かれた素描などが数点展示されていました。鉛筆で描いたとは思えない濃淡で

布の透け感や透明感が繊細に表現されていてさすがミュシャです。

ところどころで あ、誰それの絵柄に似ている。。なんて思い浮かんだりしたりで、

漫画家やイラストレーターでミュシャの影響を受けた人って結構いるのかもしれないなと

あらためて思いました。


今回特に目に留まったのが、「主の祈り」というキリスト教の祈祷文が書かれた本の表紙絵。

フリーメイソンのシンボルマークのピラミッドの中のプロビデンスの目のマークが堂々と

描かれていました。

ただ、目が90°回転していたんですが(縦になっている)、これって何か意味あるんですかね・・。

イメージ 1


あと、カザンフィ印刷所のポスターにも目が沢山書き込まれていたり、よくよく見れば、その他の

作品の中にもそれらしきモチーフがさりげなく描きこまれていたりとけっこう

堂々と描いてるなーという感じです。

イメージ 2

これは自転車の広告デザイン画ですが、これもモチーフが隠されてるような・・
イメージ 3

あらためて調べてみると、会員が身につけるメダルのデザインなんかも手がけていたようで

メイソン会員の中でも上位の階級の人だったのかも

会員が亡くなるとその人がメイソン会員だったことが公開されていますが、ミュシャ生きている間に

自身がメイソン会員であることを堂々と公言していてもおかしくないほどの熱の入れようといいますか。


ちなみにフリーメイソンのロッジは関西では京都の五条通りにあるそうな(あてくし未確認です)。

いまだに活動内容が謎なところがよけいにオカルト的な妄想をかきたてられるんでしょうね。。





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