有閑堂

オカルト好きのブログ

代行業者

今日はじめて観たからどんな番組なのかはっきりわからないけれども

TVの情報バラエティ番組に呪い代行業者が出ていた。

インターネットのサイトで依頼を受付ていて

術者のキャリアや内容別で1万~5万円ぐらいで依頼者のかわりに

三者を呪う術を請け負ってくれるという。

依頼者の大半は女性で9割がた恋愛がらみの相談で中でも略奪系の相談が多いとのこと。

TVに出ていた2人の業者の本職が 一人は神職でもう一人は仏教系の関係者だった。

ネガティブ系の内容を神仏に祈り、相手が依頼者に対して酷いこと辛い目に遭わせているということで

神仏に祈り、天誅が下されるという理屈で行うんだと言っていた。

術の精度は7割ぐらいでお礼の手紙も沢山送られてくるようだった。


ゲストに「リング」の作者鈴木光司的場浩司が出てたんだけど、的場浩司はわかるとして、

鈴木光司は否定派側で呼んだのかな。ほんとに信じてたらあんな話書けないもんね。

当然鈴木氏は、呪いが本当に効いているかどうか因果の部分が曖昧ということで

呪いの存在自体に否定的だった。

的場浩司は目に見えない物はあるという肯定派からの意見として 選挙前に候補者が当選するように

ポジティブな依頼も来る事を知り、呪いだと重いイメージがあるので

総合して祈り代行とネーミングを変えるよう提案していたw


人を呪わば穴二つっていう言葉もあるぐらいで呪いなんてかけて碌なことはないし

オカルトで呪いがテーマの話はたいていバッドエンド。

理由はどうあれやっぱり良くないよなぁと思いながら見ていたけど、

警察にもまともに対処してもらえず酷いストーカー被害にひとり悩んでいた女性が

思い余って最終手段として業者に呪いの依頼をしたら

2週間後にストーキングがおさまったとインタビューで答えていたのを見て、

あーこれはわからんでもないな、、

内容によっちゃ 自己満足で気が済むんだったらアリか・・なんてちらっと思ってしまった

このインタビュー自体が仕込みかもしれんけどねw いかんいかん。


鈴木氏は論理的に説明がつかないことを理由に最後まで否定していたけれど、だったら

相撲だと思って組み合っていたら、いきなり顔面殴って飛び蹴りしてくるような

共通論理が通じなくて自分の身の危険すら感じる相手に

確実に対処できる理性的な方法を教えてあげて欲しいよね、、



自分のエゴで人を呪ったり陥れたりするのはぜったいダメだと思う一方で、

いろいろ考えてしまった小一時間でした。


まとまんなくてすみませんw