有閑堂

オカルト好きのブログ

Zさん その2

続きです。


ところでルナさんは、「嫌い」と「嫌」の違いって解りますか?

また、それぞれを心の中で表現?出来ます?巧く言えませんけど当時の私はそれが出来ました。

彼女に対しては「嫌い」ではなく「嫌」だったのです。好きなのに?

ちょうど前厄だった亊もあり沿線の厄除けで有名な某寺で

「もし彼女が私にとって厄になるのでしたら別れさせて下さい。彼女は、プライドが高いので

別の彼氏(できればダメな人)を見つけてそちらに行かして下さい」と心の中で「嫌」な気持ちを練って祈りました。

本当に身勝手な最低のお願いで今でもしっかり覚えてますが、純粋に「嫌」な気持ちでした。
 

その後、彼女は私と別れて3ヶ月後に入籍しました、それもかなり頼りない方と。

あとで共通の友人から聞いたところによると、

「婚姻届けは直ぐにでも用意するから結婚しよう!」と飲み屋の姉さんを口説くみたいな亊を

ずっと言われていたみたいです。

その男性はかなりダメダメで、それは私がお寺で願った通りの展開でした。

彼女はその男性と付き合ってる事は周りには秘密にしていたそうです。


彼女は結婚する亊や結婚後は他県に引越す事を私には言わず、

時々会社の建屋内で会っても普通に挨拶してました。

その年の秋に旦那が一足早く他県へ行き起業し、1ヶ月遅れで彼女もそこへ。

結局彼女にお詫びもお祝いも言えずじまいでした。

 
別れた時と同じ開放感みたいなのはありませんでしたが、

なんか気持ち悪い感じ?私の精神的なものもあるのでしょうが、結婚を意識して付き合って

こちらから逃げて数ヶ月後に彼女が別の方と結婚してしまったことを考えると

「緩やかに死に至る毒を飲んだよう」な気分になり、気持ちがかなり落ち込んでしまうので

それを忘れる為に仕事に打ち込んでいました。

この頃になってようやく共通の友人に私と彼女が付き合ってた亊を打ち明け、亊の経緯を説明しました。

そしてこの頃あたりから単なる偶然とも思えないような不思議な亊がチラホラと起こり始めました。


たとえば、

衣服はノーダメージなのにその下の肌にミミズ腫れを伴う切傷が二回、うち内一回は帽子を被っていたのに

頭から斜めに切りつけたみたいな切り傷です。傷に気づいてからかなり長い間、紫のラインが残っていましたし

今でも光の加減で肌が傷ついた処が白い線で見えます。いまだに原因はわかりません。


ある日行く店行く店でテーブルを担当してくれる店員さんの名札を見ると

彼女と同じ苗字だったことが連続4回程続きました。同席していた共通の友人に話すも

私の妄言だと言われましたが、そのまま店をはしごして次に廻る寿司屋に行くと、

案内されたテーブル係の苗字がまた彼女と同じだったのでさすがの友人も驚いていました。

何度も続いたので、何か意味があるのかと思いました。


あと、これは夢の話ですので、中二病拗らせてると思って貰って結構です。

私の仕事は冷凍機やエアコンの営業で、機械の故障判断等もするのですが、

彼女が結婚して数ヶ月後のある日、夢を見ました。

真っ白いモヤがかかった平らな場所で一点だけ半径二メートル位が拓けていて地面も真っ白な場所に

エアコンの室外機大の冷凍機がポツンとあり、私は修理判定していました。

作業完了し最後にカバーのビス止めの確認をしていると、右後ろにお客様らしき人が来ました。

私はお客様の方に形だけ顔を向け軽く会釈をし、直ぐに機械に視線を戻し、機械の様子を説明しました。

すると後ろに立っていたそのお客様らしき人が

「お前みたいな人と結婚して欲しかった」 と言いました。

瞬間、彼女のお父さんだ!と思いましたが振り向けずにいると、

そのままスぅっ~と少し高い処からの引目のアングルになり先ほどの白い世界が見えました。

ポツンと機械はありましたが、そこには誰も居ませんでした。

と、いうところで目が覚めました。

因みに彼女のお父さんはご存命です。私とは面識はありませんが、彼女から聞いて

私のことを知っていたようだったので、もしかして

彼女のお父さんは彼女から結婚の話を聞いたとき、相手は私だと思ったのかもしれません。

友人曰く、お父さんから見た彼女の結婚相手の印象はあまり良くなかったらしいです。


あとこれは偶然かと思いますが、彼女と別れた時に息抜きに通ったレンタルビデオ屋が2店とも閉店しました。

うち1店が大手のチェーン店だったのでまさか閉店するとは思いもよりませんでした。


以前御守りがわりに身に着けていたネックレス(チャームはステンレス、チェーンは銀?)を

久しぶりに着けたら1週間持たずにチャームが黒ずみその度に磨くの繰り返しが

一ヶ月位続いたこともありました。

今は一度磨けば二ヶ月はくすみませんし、黒ずむ亊もありません。

当時は肉体的にも精神的にもおかしな感じだったのでその影響があったのかもしれません。


彼女と付き合っていたとき、個人的には好みの音楽ではなかったのですが、

彼氏と好きなアーティストのライブを楽しみたいという彼女の希望を叶えるべく一緒にライブを観に行ったところ、

ちょっとしたことが原因でイライラした彼女と喧嘩したことがありました。

そのアーティストは次の年に解散してしまい、

ラストアルバムの発売日が私の誕生日だったというミラクルがw

いつもはあまり好きではないジャンルの音楽や聞きなれない異国語の歌でも

大概何回か聞いたら頭に残るんですけど、そのアルバムを何度聞いてもなぜか

全く頭に入ってこないんです。


色々挙げましたが、やっとここからが本題になります。




続きます。