今回の心の処方箋は、かつて大人の事情で母親の元に生まれて来れなかった
男の子が息子の夢の中に出てきて、供養して欲しいと訴えているがどうするべきかという相談。
江原は、生まれてくることのできなかった子供の一番の供養は、熱心にお墓参りや仏壇にお線香を
あげることではなく、この世でお母さんがその子の分まで活発に生き抜くことだとアドバイスしていた。
そして、夢の中の子供が本当に言いたかったことは、その相談者の息子の繊細な心身をもっと
ケアしてあげて欲しいということだったらしい。
そして、江原が相談者のことでもっと気になっていることは、
相談者と相談者の配偶者との関係で、いまだにどこかで想いを引きずっている過去の恋人
のことは想い出として胸にしまっておいて、配偶者と向き合い、相談者へ向けられている
大きな愛に気づいて欲しいと言っていた。
この回を見る前に、細木数子の番組をたまたま見た。丁度ゲストは佐藤B作で、
佐藤の亡くなった前妻が佐藤に憑いていると言っていた。
いつから細木数子は霊能者になったんだろうか・・占い師でしょうが。
江原の人気振りに便乗して芸風変えたの?w
佐藤B作はその場での役割をわきまえて、
しんみりとした笑みを浮かべつつ、笑いの影で苦悩する
劇団主宰者を演じきったのなら流石役者さんだね(ながれいしぃ~w)。
細木が芸能人を鑑定している時は、必ず
「大変だったね・・今が一番つらいね・・この辛さは他人にはわからないよね・・」
というフレーズを会話の中に紛れこませる。
この言葉は誰にだって使えるしw
道行く人5人をつかまえてきて、この漠然としたフレーズを言ってみたら、
そのうち3、4人は自分で心当たりのあるツライ事柄を
勝手に自分の中から探し出してきて、うんうんと頷き、ヘタしたら泣き出すだろうさw
誰にでも使えそうな漠然としたことばかり並べ立てて、その言葉に反応した鑑定されてる人
にそれらしき事柄を自分で探し出させて、
さもお見通しのように振舞っているだけの細木数子に対して、
江原のささいなことだけれど、もう一歩踏み込んだ個人的な事柄を指摘する部分、たとえば
今回の相談では、相談者の夫が相談者の帰りが遅い時、心配して玄関先でウロウロしていると
言った部分(相談者は夫が心配しているのは知ってたけれど、玄関先まで・・とは知らなかった)が
本当に見えているような感じを受ける。
二人の番組を続けて見ると、やっぱり細木数子は「違う」気がするんだよなぁ。
大部分の人は彼女の事を「珍獣」として突っ込み入れながら見てるんだろうけど・・。
本当かどうかは自分で見てもらったことない限りはわからないので あくまで見た感じですが。