有閑堂

オカルト好きのブログ

江原@心の処方箋

今回の心の処方箋コーナーもショートバージョン。

本来はこの尺だったんだろうけど、どうも特別版に慣れてしまってどうしても短く感じてしまう。


相談内容は自分の子供(小学生)が「いじめる」側になっていて悩んでいる母親。

江原は、幸せな気持ちでいる子供が他人をいじめることはあまりないし、

家庭でのフラストレーションをいじめによって発散している子供が多いと言っていた。

子供のいじめを無くすには、家庭、家族がみんな幸せな気持ちでいられる環境を作ること。

子供をとりまく家族の状態をよく考えてみてはと回答していた。


そして、

今の時代は、物質至上主義、便利主義に傾きすぎたために、まず、

父親が会社でムリを強いられ、そのフラストレーションを家庭に持ち込んでしまい、

結果、それを妻が直接、間接的にぶつけられる。

そのぶつけられたフラストレーションを母親が抱え込み、気持ちに余裕がなく

優しい気持ちになれないまま、

子供と母親だけという核家族特有の密室状態にいることになり、

次第に煮詰まっていき、思わず子供にぶつけてしまう・・という連鎖が根本にあると指摘していた。

母親の子供に対する虐待は特別なことではなく、誰にでも起こりうるし、

叱らずに、「あたる」という小さな虐待は誰でもついやってしまうことだし、

他人事と思うだけではいけないと言っていた。


自分を振り返ってみて、確かに一度も子供にあたったことはないと言えないし、

もともとそんな良妻賢母ではない(って開き直ってるし、、)。

テレビで虐待のニュースを見てても、子供は何て可哀想なんだと思うが、母親に対しても

なんて酷い人なんだとは思いつつ、(詳しい事情がわからないけど)どこかで

気持ちが全くわからないわけでもない自分もいる。


核家族母子密室状態を避けるには、

昔のような大家族で住み、誰かが煮詰まると誰かがそれをカバーできる環境を作ること、

家庭の事情で不可能だったら、そういうコミュニティの形態を作る

ことが解決の一つの方法として挙げていた。


なるほどいい考えかもと思うけれど、

それは価値観とまではいかないまでも、見ている方向が同じ者同士だと比較的スムーズなのかも

しれない。


でも、実は、物質至上主義に一番毒されててモラル的にもずうずうしいのは団塊の世代

つまり自分の親達の時代の人々なのではないかと思ったりもしている。その価値観で育てられた

今の自分達の世代はその鏡としてやっぱり毒されているわけで。

そんな人ばかりじゃないだろうけど、価値観が決定的に違っていたりしたら、

子育ての面だけでいうと大家族制の復活はかなり難しいんじゃないかと

思っているんですが・・。


んなこと言ってるから、いつまでも核家族で煮詰まり続けないといけないんでしょうかw

こんがらかってしまって よくわかんなくなってきたよ、うぅ。

江原の言ったことも一理あるけど、

いろんな事が絡まってて一筋縄ではいかない難しい問題だと思う。