何となく夢に関するネタが続きます。
今回は見た夢の話ではなくて、読んだ話ですw
本の内容を書くとうっかりネタバレになってしまいそうで;^^ といいながら書くわw
時代は今よりも多分もうちょっと先の日本が舞台です。
その頃には人の夢の内容が映像化されて見る事ができる機械が発明され、退行催眠とともに
心理分析にも取り入れられるようになっていて、その機械に取り込まれた夢のデータの分析が
主人公の男性の仕事です。
ある日、小学校の1クラス全員が教室で同じ「何か」を見て集団パニックに陥り、着の身着のまま?の状態で
校庭に飛び出し大混乱になるという事件が起こります。一体何が起こったのか子供たちに尋ねても
そこでハッと我に返った様子を見せるばかりで誰一人全く何も覚えていない。
通報を受けた警察等が校内を調べても事件の痕跡が全く見当たらずその事件はうやむやに。
ところがその日から、事件が起きたクラスでは皆同じような悪夢にうなされ睡眠障害になる児童が
続出したため、子供たちの夢の中で一体何が起こっているのか子供たちの夢を機械に取り込んで
内容を調べて欲しいと主人公は依頼を受け・・・というところから話が展開していきます。
「何か」とは一体何なのか・・なんて書くとホラーなのかなと思いますが、そういう怖さではなくどっちかというと
オカルト寄り?でしょうか。
おおまかな内容も何も知らずに読んだのですが
現代怪談、予知夢など超常現象っぽいオカルト的な要素が取り入れられていて
ストーリーも込み入っているので読んでいる途中も先の展開がわからず、私が読むにはけっこうな
ボリュームもなんのその?どんどん追いかけさせてくれたので面白かったです。
結局面白かったって一言で終わるな・・orz
直木賞取れなかったのは残念ですが、テーマ・テイスト的に万人ウケするかどうかってところだったのかなぁと
無責任な想像w
ダークなほうがお好きな方はおススメです^^
奇しくも?西洋占星術の世界では
今年2月4日に夢幻や霊感を象徴する(他の意味もありますが)と言われている海王星が
クローズアップされるのでしょうか。いい意味で強調されるといいんですけど;^^
近い未来にはもしかして夢を映像化できる技術も発明されたりして。。