有閑堂

オカルト好きのブログ

さわれない石

久しぶりに石のはなし。

パワーストーンと言われてたりなかったりする石をいくつか持っているのですが、パワーらしきものは殆どわからずで、そらそーだ。

たまに石と対話できたりネット越しにでも石の性質なんかがわかるという人を見かけると羨ましいです。ま、0能は0能らしく、たまに思い出したように石を取り出しては、まじまじと眺めたり触ったりルーペでのぞき込んだりして普通に楽しんでおります。

他人にパワストのブレスや石を触らせると石と自分が同調しているエネルギーの調和が乱れるから一切触らせないという人もいますが、そういうのもあるかもしれないけど、わからないので平気で触らせちゃってますし。

でも、この石は持ち主が誰であっても触ったらあかん石なのです。

その石の名前は辰砂(シンシャ)といいまして、別名赤色硫化水銀、丹(に)とか賢者の石とも呼ばれております。平たく言えば水銀ですねw モース硬度2~2.5とめっちゃ柔いですね。

辰砂は古くは「丹」と呼ばれ、綺麗な赤色をしているので弥生時代は顔料として顔に塗ったり、神社の鳥居の朱色に使われていた鉱物です。今では漢方薬の原料、漆器の赤い色を出す顔料や、本物の朱肉に使用されているそうです。現在世間一般に安価で出回っている朱肉は似せて作られている人工インクです。今も辰砂が入っている朱肉は売られているそうですが、少量でもかなりお高くておまけにすぐに乾燥してカピカピになってしまうとか、実物は見た事ないですが。

とはいえ、腐っても水銀?なので当然猛毒です。買ったストーンショップの注意書きに、「直接皮膚に触れないでください」と書かれてありました。直接触れたらあかんパワーストーンてw

ということで辰砂です。上手く色が出てないかもw

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購入した石は研磨されたビーズでいちお穴が開いていて紐が通せるようにはなってるけど。袋から取り出すのこれが最初で最後になるかもしれんw

某霊能者が、とある神社の神主さんに、辰砂で霊を吹き飛ばせると教えてもらったので、悪霊に出会ったときに試しに辰砂入りの朱肉の朱を指につけて霊に触れてみたら本当に吹き飛んだと語ってはりました。

昔、神社の鳥居に丹が使われていたのはガチで魔除け効果があったからかもしれません。

うちに置いてあるこれは普段はチャック付きのビニール袋に二重に入れてしまってあります。万が一知らずに誰かが間違って触らないようにマジックペンででっかく「猛毒!硫化水銀!直接触らないように!」と注意書き書いときました。

色んな意味で強力で危険なパワストです。