毎回TVネタですみませんw
先週の関西ローカル番組「探偵ナイトスクープ」で
屋久島の木霊(こだま)の写真を持っているという依頼者が出ていた。
写真というか写メだったけれど、写っていたのは無数の丸い物体に二つの目がついていて、
宮崎駿の映画に出てくる木霊にかなり似ているものだった。
今なら画像がすぐに見つかると思うのでググってみてください。
そして ここでまたお約束wの
写真業者による「同じ画像が人工的に作ることができるよ」という後出しジャンケンが入るのだ。
雨が多い屋久島である。
あの木霊の画像は偶然木の実が二つ並んだ枝の影がフラッシュによって無数の雨粒に映り込んだ瞬間を
撮影しただけ・・ということらしい。
確かにそう言われればそうかもしれないわ。
でも、その時の天気やカメラの手前に木の実が二つ 丁度生物の目の位置に並んで存在していたこと諸々
の条件が全て自然に揃った瞬間にシャッターを切れるのはどれくらいの確率なんだろうか。
その万が一の確率の中に感じる何かが木霊なんじゃないのかと思いたいのは
夢見る夢子ちゃんですかw
番組内の屋久島ロケで出会った人が「心が綺麗な人にしか木霊は見えない」と言っていたけど
そういう意味なんだろう。
えぇ私が行っても木霊は見えませんよ、きっと。
人工的に画像やら現象を再現できたところでだからそれで何が言いたいんだと
あの種の無粋さにいつも興醒めするミーハーなのでした。
依頼者の想いを木っ端微塵にする結論の味気なさに見かねて
最後に出演者の誰から出た
「・・もう木霊でいいやん」という言葉に
・・そうやんなぁ・・とTVに向かって言ってしまったわ。