映画の内容は平たく言うと一組の熟年夫婦の長い年月の一部を切り取ったラブストーリーです。
ラブストーリーといっても甘くも楽しくもなくw どっちかというと、「酸いも甘いも」の中の酸い部分を
強調することで、二人の醍醐味が引き立つラブストーリーといいますか。
詳しいストーリーは、聞くとあたかも映画を観た気になる浜村淳ばりに
最初から最後までくまなく解説している後藤くんのネットラジオでどぞ(丸投げかい)
声も多分自然な彼の声よりも若干しゃがれ気味にしてヒッチコックに似せてあったような気がします。
私が見る映画に出てくるアンソニーホプキンスは良くも悪くも
性格にどこかしらいびつさというか極端さがある役どころが多いw
実物がどんな人なのか知らないので似てるかどうかはわかりませんが、観ている間中ずっと
前田美波里に似てるなーといつもの癖がw
アンソニー・パーキンス(パーキンスとホプキンスがややこしい・・)の役の人もめちゃくちゃ似てました
座ってるだけでパーキンスがゲイだとわからせる演技がすごい。
ちょこっとシナストリーチャート作ってみました。
ソーラーサインハウスシステムで現地正午生まれで作っています。外側がアルマです。
なんと二人は生年月日が1日違いなだけのほぼ双子の兄妹みたいなものでした びっくりw
いつの時からか乙女座だと思い込んでたけど、獅子座だったのね。
一番お互いのいい部分もそうでない部分も自分のことのように理解できたんでしょう。
理解できるからこそアルマは
ヒッチコックと主演女優達との関係も黙認したし(チャートでもやっぱり清楚な女優タイプが好みか)、
アルマの浮気疑惑の時はヒッチコックは探偵よろしく追及しまくりでしたがw
「サイコ」の資金繰りが全くつかない時も
ヒッチコックが自分の家屋敷を抵当に入れて全資金調達(現在で数十億円ぐらい?)して
自主制作に踏み切ることにも
彼の才能を心底信じていたからこそ同意できたのかもしれません。いやはや天晴れだ。
映画の中でも サイコのあまりの酷い出来に万策尽きたかと凹むヒッチをアルマが
凹んでる場合ちゃうやんとヒッチのお尻叩いて叱咤して
二人で激論交わしながら再編集した結果、キャリアの中で興行収入ナンバーワンとなる作品に
甦らせるシーンなんかもありまして、ヒッチコックは嫁に足向けて寝られへんわ。
アルマはよくヒッチコックにお尻向けて寝てましたがw
愛だの恋だのというよりは、かけがえのない同士的な要素が強い縁の
出会うべくして出合った二人だったのかもしれません。
シネコンを撲滅するために一所懸命しゃべってくれたのに
うっかりシネコンで観てしまったよw