ある日の話。
大きな荷物を持って実家の最寄の駅に着いたものの、これ持ったまま家まで歩かなきゃいかんのか~
お、そうだ、家に誰かいるはずだから、駅まで来てもらって半分持ってもらおうと
こんな日に限って携帯を忘れた私は(よくやってしまう携帯不携帯・・)駅の公衆電話から電話した。
ルルルと呼び出し音が数回鳴ったあと、カチャと向こうの受話器が上がったので
もしもし?と話し始めようとしたけれど
誰の応答の声もなくずっと無言のシーンとした間が続く。
何度ももしもし?と言うけれど、全然応答なし。
混線か?と思って取り合えず一度電話を切ってもう一度かけなおしてみたけど
二度目も同じ状態。
あーダメだこの公衆電話の受話器の接触が悪いのかもと
駅内の別の受話器に移動して再度かけなおしてみた。
でも同じで電話は繋がるみたいだけど、応答がまったくない。
あぁ~きっと家の電話が調子悪くて向こうに私の声が聞こえてないんだなぁ
しょうがない、諦めて荷物持って行くか・・と とぼとぼ歩いてやっと家についた。
すると家には弟がいた。
ちょっと~お姉さまがせっかく電話してるんだからちゃんと出てよっっ!と
荷物が重かったのもあって半分切れ気味に言うと、
「ちょっと待ってよ、オレは電話に出ようとしたんやってば。
でも、受話器を上げようとする前に、電話機の通話中のランプがついて通話できなくなるんだよ
3回かけてきたやろ?わかってたけど、3回とも同じで電話出ようにも出られへんかった」
????
それ 電話が故障してるんじゃないの?と聞いたけど
今までこんなの一回もなかったらしい。
じゃ 今から電話壊れたんだよとワケのわからんこと言ったものの、
それ以降は何事もなく普通に通話できた。
電話機に異常がないってことは
あれって一体何だったんだろうか?と不思議そうにしてる私に
弟はニヤニヤして、
アイツにイタズラされたんじゃないの?ねーちゃん嫌われてるんや、きっと。
うそん
ってことは幽霊って昼夜関係ないってこと?
そーなんちゃう?と
姉弟揃ってオカ妄想炸裂の一日だった。
電話機が物理的に上記と同じ状態になることってありうるんでしょうか?
もしございましたら ご一報ください。
その時は 単なるオカ妄想だったいうことでw