有閑堂

オカルト好きのブログ

未確認思考物隊 「妖怪」

先週は「予言」がテーマだったのに

録画に失敗してしまい完全に見逃してしまいました くっすん。

ジュセリーノあたりやってたんだろうなぁ。

しかもゲストは大槻ケンヂだったのに・・・さらに残念w

大槻ケンヂはエンディングも歌ってるだけにかなりオカルト好きっぽい。

オーケン

「ムー」を愛読していたと女性誌で言ったという(もしかしてジョーク?だとしても女性誌

書かせても通用しないと思うぞw)福山雅治とどっかで対談して欲しいと常々思っています、はいw

ありえない組み合わせですが。



今週は録画しくじりませんでしたよ。そんなに必死に力入れてる自分が自分で可笑しいw


今回思考するテーマは「妖怪」について。

今週のゲストは というか も 大槻ケンヂだった。この番組は二本撮りくらいなのかな。

そして二回目の出演で妖怪に詳しいオカルト研究家の山口敏太郎(不勉強で存じ上げません・・)。


竹内は妖怪とは精神的な怪物、スピリチュアルモンスターが妖怪というものではないかと

持論を披露し、山口は

妖怪迷信を研究し、研究博士と呼ばれていた東洋大学創設者、井上円了

超常現象全ての総称が「妖怪」であると定義づけていたことを挙げた。

その中には UMA UFOの類も入るらしい。

それら「妖怪」の中でも化け物の類だけが、柳田國男水木しげるによってキャラっぽく

強調されてそれだけが妖怪というものに限定されていった経緯があるという。

ちなみに出演者が好きな妖怪は奄美大島に伝わるケンムン、妖怪の親玉と言われている ぬらりひょん

オーケンはロックミュージシャンでレインボーやブラック・サバスを渡り歩いた

ボーカリストのロニー・ジェイムス・ディを挙げていたww それ聞いて、老猫が老いすぎると

やがて妖怪化するっていう言い伝え?をふと思い出してしまった。


2.26事件でクーデターを起こした青年将校の話に影響を受けて、昭和初期に子供たちの間で

広まった都市伝説的妖怪が「赤マント」。学校のトイレに現れると言われたことなど、

実際の人物の影響で当時の不安感から妖怪が都市伝説として作り出されてきたものもあるらしい。


近年でも目撃証言があるのは 一反木綿、座敷童子などがあるが、一番目撃談が多いのは

何といっても 河童でしょう。

昔から河童がいる池と呼ばれる池で目撃したという人は

全体にぬめりがあってたるんだ皮膚、皮膚が固まったような甲羅、外見はスッポンを大きくしたような

生物だったと証言していた。

また 別の人は池で一緒にザリガニ釣りをしていた友人が足を何者かに引っ張られたという。

捕まれた足首には細い指状の手形筋が付いていたという。 そこまでリアルに聞くと

ほんとに居るみたいだ。


大槻ケンヂが幼い頃、家の庭にあったゆりかご式のブランコに生首が載っていたのを目撃した。

その生首は大槻(だけ書くと教授と間違いそうw)を見て、ニヤっと笑ったという。

驚いてワーッと逃げた大槻は友達を呼びに行き、生首を確認してもらったら

トマトの入った箱が置いてあっただけだったと話していた。

一瞬あれ?と思うけど、よく見たら違うっていうのもあるかもしれないけど、

ブランコの上の生首はどうなんですかね。


次に

妖怪の抜け殻、ミイラについて話題は移った。

和歌山県のお寺にある人魚のミイラは中世から伝わる石堂丸物語の中の千里の前の遺品だと

言われている。高野山に参拝途中の人は寺に立ち寄りミイラを拝み、

不老長寿、無病息災を願ったという。

大分でも巨大なミイラが安置されている。ここでは拝む前にお堂の前で四股を踏むのが慣わしw

ここのミイラは下関の名家が手放したもので、その後色々な家を伝わり最後にこの寺の檀家に。

時代は大正で、当時5000円(今の2500万円相当!)で取引されていたらしい。

ミイラを手に入れたとたん原因不明の病に伏した持ち主は鬼のたたりだと思い寺に持ち込んだ。

そのとたん病は全快したという。

今では寺のお堂に安置され、檀家の人々に敬い大切にされている。


山口は、妖怪のミイラはいわばフィギュア。日本人は昔からフィギュア好きで、

当時からかなり腕のいいミイラ職人がいて大量生産していたという。

ミイラってフィギュアだったんかw

その日本人のフィギュア製作のテクノロジーに感動したらしい。

ヨーロッパに出回っているマーメイドミイラは殆ど「日本人作」というのだ。

猿と鮭をくっつけて人魚を作ったりしていたらしい。キメラ(キマイラ?)ってやつですな。

一部人骨もあるらしい・・そこまで凝らなくても。

昔 マーメイドのミイラってみたことあるよ。あれが日本人のフィギュアだったとは・・orz

需要もテクニックもありながら闇の職種だったミイラ職人自体に

興味がそそられると大槻ケンヂは言っていた。

今も老齢のキメラ職人はいるらしい(ただし本職は別)。


教育ママのイメージが口裂女に転じたり、バイオテクノロジーの恐怖感が人面犬を生み出したり

と当時の世相や子供たちの心の状態を反映したものもあると山口。


妖怪っていうよりは都市伝説という感じするけど、オカ全てが妖怪という

定義だという冒頭の定義に戻るとしたらそれも全部妖怪だってことになるかw