有閑堂

オカルト好きのブログ

好きやねん

大阪市営地下鉄に乗っていたら

ある駅のプラットホームに到着して

そろそろ電車の扉が閉まって出発するなという頃が過ぎてもドアが閉まらない。

あれ??と思ったら車内アナウンスで

急病人のため、すこし出発が遅れているとのこと。

この電車の前の便?でずれ込んでいるのか?と思いきや、違うがなw

自分の立ってる背後にその急病人らしき人がいたのだ。


真っ青な顔で座っている人は、しんどそうだったけれど「大丈夫です」と

かけつけた駅員や周囲の乗客の大丈夫ですか?との問いかけに弱々しくも答えていた。

しばらくそのやり取りがあった後、とりあえず大丈夫そうだと判断して

そのまま目的の駅まで引き続き乗って行くことになった。


その人の周囲は2、3人のおじさん、おばさんが居たのだが、ドアが閉まる直前に

おばさんが 駅員に「この人○○駅で降りるらしいから、ちゃんと駅に連絡しておいてな」と

念を押していた。

そして その駅に着くと、ドアのあたりのホームでは駅員が2名ほど待機していた。

ドアが開いた途端乗り込んできて、その人に大丈夫かどうか尋ね

とりあえず一人で立ち上がれるということだったので、ゆっくり電車を降りた。

その時また おばさん達が「心配やから ちゃんと上までついて行ってあげてな」と

駅員に声をかけていた。

ドアが閉まり電車が走り出してからも、あの人大丈夫かなぁと暫く心配していた様子を見ながら

あぁ 大阪のおじさん、おばさんは服装もキャラも きっつい人いるけど

(中には品のいい人もいます、もちろん。と苦しまぎれに弁解w)、

こういうところは とてもいいところなんだよなぁ。


他所でも ももちろん普通に当たり前に行われている事だろうけど、

大阪もたまにはええとこあるやん と、ちょっと嬉しかったりしてw


なんて書きながら、私は背後から一部始終を黙って見てただけですが(苦笑)