有閑堂

オカルト好きのブログ

オーラの泉 内田恭子の回 その2

後半は前回の続きで芸能人の不思議な体験談のコーナーでメンバーも前回と同じ。

さぁつまみ枝豆の出番か?と思ったら、八代亜紀の体験談からはじまった。

八代亜紀は15年ほど前に父親を亡くしており、それも突然の死だった。

八代は父親との突然の別れに悲しみにくれていたが、父親の死から一ヶ月ほどして

不思議な夢を見たという。


夢の中に父親が出てきて

馬車を用意したからそれぞれ馬車で行くようにと父に促され言われたとおりに馬車に乗ると

目の前にずっと下に延々と続く階段があった。

父親は誰と乗るのかと振り返ると、自分は一緒には行かないが大丈夫だと八代に言う。

じゃあ先に行くねと父親の顔を見ると、父親の姿が二つの像に分かれ、

ひとつはモノクロに、もうひとつは周りが金粉がついたように金色に輝いていた。

その時は笑顔だけで父親の声はもう聞こえなかった・・というところで目が覚めたんだと

八代亜紀は話していた。

江原は決して悪い意味の夢ではなく、自らの死を悟ったことを表した夢だ。

むしろ、俺は死んでいないんだと言う夢のほうがこわい。

八代亜紀があまりにも悲嘆にくれていたために、悲しまなくてもいいと伝えようと

父親が夢に出てきたのだと説明していた。


母親の夢には父が一度も出て来ないのは、想いが強すぎて

夢で見ることによって父親の後を追いかけてしまうことを恐れて

夢に出て来ないんだとも言っていた。

影響をあまり受けないだろうそれほど近くない親戚などの

夢に出てくることが多いようだ。


父が亡くなってから後に、母親も倒れてしまい、瞳孔が開いた状態になったことがあったらしい。

その時八代は思わず父親に連れていかないで欲しいと懇願したと言うと、

美輪も同じような経験をしたことがあるらしく、その時胸の中に暴風のような風が吹き込んで来て

その場で失神したという。

暴風のように感じたものは亡くなった人の愛や想いが一気に押し寄せてきたもので、

それを一身に受けてしまった。八代の母親もそれと同じように父親から愛や感謝の気持ちを

一気にぶつけられ、それを受け止めてしまったのではないかと説明していた。


梅沢富美男は 亡くなった両親が夢に出てくる時は亡くなる間際の衰弱した姿ではなく

元気だった頃の姿でしか出て来ないことが不思議だと言うと、

心配させまいと、その人の一番輝いていた姿で出てくる。

たとえば60代で亡くなっても夢では20代の一番美しかった頃の姿で出てくることが

よくあることで、それは浄化している証拠で喜ぶべきことなんだと

江原・美輪は答えていた。


いつまでも亡くなった人のことを思い悲嘆に暮れすぎると

亡くなった人は残された人のことが心配で気になって、結果的に

その人が成仏することを邪魔していることになってしまう。

亡くなった人のことを想うならば、生きている者が心配かけないように

送ってあげることだと美輪が結んでいた。



私も夢で父方と母方の両方の祖母が仲良く並んで出てきたことがあった。

生前お互い直接会う機会は殆ど無かった二人が並んで

何を言っていたのか全然憶えていないし、何を意味するのかもいまだにわからないままだ。

その時の雰囲気が、ほんわかした印象だった気がするので

さほど悪い意味じゃないだろうと勝手に思っているけれど。。



今回はつまみ枝豆の出番はまったくなかった。

期待してたんだけどなぁ、残念。