伯父の葬儀の日の出来事。
訃報を聞き、まず案内された公民館でのお通夜に。
その日の夜はかなり底冷えがしていた。ヒーターは殆ど効かせておらず、ストーブがあったけど
後ろの隅のほうに座った私の席からはかなり遠く、おまけに傍の掃き出し窓から冷気が入ってきて
伯父さんには悪いけど、正直じっと座っているのが辛かった、、
お坊さんの読経も終盤にさしかかり、ここから皆さん手を合わせてくださいと言われたので、
眼をつぶって自分が子供の頃からの伯父さんのことをつらつら想い出しながら
手を合わせて拝んだ。
しばらくして、急にほんのり?と線香の匂いがしてきた。それまで何もしなかったから、
ここまで漂うほどに線香の量を増やしたからだろうかなどと思ったけれど、すぐにすっと
その線香の匂いも消えた。
後で、隣に座っていた弟に線香の匂いが途中でしなかったか尋ねたら、
弟には線香の匂いはしなかったけれど、
拝んでいる途中、顔の真正面にストーブでも向けられたような程の
温かい風?のようなものが顔に数秒間だけ当たったあと消えたのを感じたという。
隣に座っていたし、同じものを感じたかどうか後で私に尋ねようと思っていたらしい。
・・伯父さんかもしれんなと 二人めずらしく妄想が一致した。
温かさで感じるのと線香の匂いの差ってなんなんだろうか。。うーむ。
続きます。