有閑堂

オカルト好きのブログ

ただの夢の話

これは完全に夢の話ですが、珍しかったので書いておこうとおもってw

このブログを始めたころは保育園児だった息子もお蔭さまで高校生になりました。
前にも書きましたが息子は神仏とかオカルトの類は全く信じていません。小学生の時は、朝のワイドショーの最後にある毎日の星座占いランキングを見て、「勝手にオレに順位をつけるな!下のほうにおったら朝から気分悪いわ!オレの順位はオレが決めるんじゃぁあ」とテレビに向かって罵倒する始末。ちなみに息子は獅子座・・いや、だから、そういうところが以下省略やでww

その息子が先日、私のところに来て珍しく話してくれた夢の話です。

見たこともない険しい山道を歩かされていた。歩かされていたというのは後ろから誰かが、こらさっさと歩かんかいと追い立てていたから。誰なんだろうかとちょっと後ろを振り返ろうとしたら、後ろは絶対振り返るなと怒られたから見れなかったが、声から想像するに、中年ぐらいの厳つそうな男、鬼みたいのだったかもしれんと言ってました。

言われるままにしばらく歩いていくと、眼前に険しい坂道、ほとんどもう垂直の崖に近い山道に出た。ここを上がっていけと後ろの男に追い立てられる。仕方ないから一所懸命によじ登る、あまりに険しすぎて岩をよじ登るときに手が痛いし疲れすぎて力が入らなくなる。勘弁してくださいと懇願しても許してくれない。半べそかきながら登り続けると、ようやく平坦な場所に出てきた。そこに大きな和風の木製の門があった。門の上には神社に吊るしてある白い紙のヒラヒラ(紙垂のことかな)がついた縄が渡してあった。

門の向こうはここよりも明るく見えていて、そこに行くしかないので門をくぐろうとしたら、透明の膜のような、弾力性のあるものにぼよんと弾かれて何度試しても弾かれてどうしても門の向こう側に行けない。
すると、後ろからついてきていた例の男が、
「お前は心が汚れているから通れないんだ。ここで心を綺麗にせい」と土下座を何度もさせた。めんどくさいなとテキトーな土下座をするともっとちゃん土下座としろと「焼き土下座」よろしく手で顔をぐいと地面に押し付けられる。
もう勘弁してくださいと許しを請いながらも男が良しというまで結局100回以上土下座させられたとか。
それで心は綺麗になったんかいなw

許してもらったところで、もう一回、さっきボヨンと弾かれて通れなかった門を通ってみた。やっぱり弾かれてしまったけれど、膜?にちょっとだけ指を強くいれると隙間ができることに気が付いた。
その隙間をこじ開けて無理矢理門の向こう側に行けた。もうさっきの男は来なかった。

門の中は神社の境内のような場所で、明るくだだっ広い場所だった。 沢山の人間の像がそこかしこに置かれてあったけど、どの像も首から上が無かった。 不思議と気味悪くはなかったけど、なんだここは?・・というところまでしか覚えていないらしいです。
多分続きがあったんだろうし、そこからが本題だったのかもしれないのに。。おしい。
もしかして、あの世の入り口っぽいところに行ったんじゃないかとオカルトヲタのおかんは密かに思ってるんやでw

オチがなくてすみませんw
かなり生々しい夢だったようで、珍しく話してくれました。
てか、あんた、心汚いんかい・・親子やからなという突っ込みはいらんでw

神仏を信じていないのにそんな夢を見るなんて、羨ましいというか。
こんなに信じてる私は夢すら見た事なくて、日常の延長の夢みたいなの見ないです。
普通にあるある過ぎて夢か現実かわからんときあるぐらい。

不思議な夢の中で土下座しながらも、
神様仏様なんてもんは人間が都合よく作っただけやからオレは信じない
と言い張る息子です。

ま、ええけどねw