今年最後(だよね)の心の処方箋は通常のショートバージョン。
「近頃の子供達の目が死んだように暗くて将来が心配だ」という内容と
「新しい年を迎えるに当たってどうやって気持ちの切り替えをすればいいか?」という質問。
前者の回答は、子供は昔から同じで、大人の鏡。むしろ大人の目が死んでいる。
物や目に見えるものは手に入りやすいけれど、団欒のような心の通う「和合」が
一番手に入らなくなってしまっているからかもしれない・・というような事を江原は言っていた。
そして後者の相談に対しては江原は、
毎日のワイドショーの話題の切り替えの早さと同じで
日本人はもともと「喉もと過ぎれば熱さを忘れる」国民性。(なるほど・・納得&苦笑)
昔から物事に節目を作り、気持ちを切り替えるようにしてきた。
だから逆に、気持ちを切り替えないほうがいいような気がする。
切り替えと共に悪い点もすっかり忘れてしまうのではなく、
気持ちを切り替えるための儀式を行いつつ、忘れてはいけない事はすっかり流してしまわずに、
しっかりと受け止め、対処するべきだと江原は答えていた。
臭いものにフタをしても、それ自体が消滅したわけではないですしね。
今年1年、江原の出る番組はよく見たけれど、「目に見えない心」の大切さを
繰り返し言っていたなぁ・・分刻みの時間やいろんな欲にすっかり囚われてしまって
なかなかそこから抜け出すのが
難しいんです・・はい。
ふとした時に少しは気にするようになったのは
ちょっとは進歩したってことでよしとしよう(←自分に甘すぎw)