探偵ナイトスクープで
ケサラン・パサランの正体の調査依頼があった。
ケサラン・パサランを見つけることができたらラッキーで
おしろいの粉と一緒にしまっておくと幸せになれるという言い伝えがあるらしい。
化粧品のケサラン・パサランはここからネーミングされたのかな。
石田探偵の調査の結果、
植物のケサラン・パサランと、動物のケサラン・パサランがあって、
植物のケサラン・パサランは植物の種子を運ぶためについている綿毛みたいなもの。
キク科の植物に大量についているらしい。
そして、動物のケサラン・パサランはウサギがタカやワシに食べられた時の
毛皮がついたままのわずかな食べ残しの部分が時間が経つとともに硬くなったものなんだって。
見た感じ「まるん」とした良い毛並みのボンボンみたいな感じで触ると気持ちよさそう。
動物のケサランパサランはめったに見つからないらしい。そりゃそうだ、
鳥の食べ残しなんだからねぇ・・。
ケサランパサランていう名前と、本当のところは何かわからない摩訶不思議なものとして
あったものを、正体がわかってしまうとなんというか、夢がないなぁ。
何でもかんでも正体をはっきり確かめるというのもいいけど、
わからないものをわからないものとしてそっとしておくっていうのも大事なような気がする。
全てがはっきりわかるものばかりだと何だかつまんない。